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河内温泉・金谷旅館久しぶりに下田の伊東園ホテルに泊まることになった。 長い間訪ねたいと思っていたが果たせていない、蓮台寺の金谷旅館の千人風呂に入ることを中心に一泊旅行を組み立てた。 大船発も普通列車なら熱海からの伊東線や伊豆急も全て普通列車にしてみた。 通常、伊豆急行に乗り入れている踊り子は蓮台寺駅には停車しなくなったので、この付近の温泉に行ったり、バスに乗り継いで松崎方面に行くには下田まで行く必要があり、必然的に一台後のバスに乗り継ぐことになるのだが、普通列車はこの心配が無くすこぶるよろしい。 ● 河内温泉 金谷旅館河内温泉は、稲生川とその支流に沿った蓮台寺温泉の一部と見なされるが、歴史の古い金谷旅館は、河内温泉の一軒宿とも称され、大正時代に造られた千人風呂は名湯の誉れも高い。帳場で土曜日の日帰り入浴料金(一人1000円)を払い廊下を進むと脱衣場がある。 千人風呂は男女混浴だが、女性脱衣場には女性用浴槽も用意され、脱衣後混浴の千人風呂に来るか女性用浴室にとどまるかは自分で決められるとのこと。 左側の男性脱衣場に行く。 木の棚と脱衣籠のいわば共同浴場の脱衣場に近いが、昔の様式を忠実に残したのだろう。 衣服を脱ぎ、浴室に入る。 建物は云うに及ばず全てが木造で、浴槽の長さ15メートル×幅5メートルの千人風呂の大きさに圧倒される。 先客に挨拶してあがり湯を浴び浴槽に入る。 ぬるめの優しいお湯だ。 千人風呂は長さ方向の中央に丸太の仕切りがあり、中央の丸太より奥は深さが1メートル以上あり、プールの無かった時代なのでプールがわりとなり、今でも泳ぐことを禁じてはいない。 丸太の手前は浅い浴槽が長々と続く。 ここのお湯は肌にやさしい弱アルカリ性の単純温泉で、長く入っていても身体にさしたる負担が無いので、湯治には最適の温泉ということが出来る。 お湯を堪能し、東海バスで下田駅前に着いた。 このページのTop ● 下田漁港でメジナ釣り昼食を済ませ、駅近くの釣具屋で餌を買い、下田漁港に行く。予約してある格安ホテルの伊東園ホテルに荷物を置き、目の前の漁港に出る。 休日なので船は見当たらず、桟橋から釣り糸を垂らす。 下田は、市街を散策すれば江戸末期の史跡が多く、旧市街にはなまこ壁の民家が多い。 散策を楽しむか、なまこ壁の民家を探し歩くかいろいろ楽しみ方がある。 一泊するのも一興だしこのまま帰っても2〜3時間で首都圏に戻ることが出来る。 このページのTop |
(若干の情報)
場所 | 電話 |
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