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雨の松崎温泉とまつざき荘松崎温泉の宿泊は今回で3回目になる。 今回は「日帰りの旅」に分類してみたが、前は「全国秘湯巡り」に分類したりしてスタンスが定まらない。 今回の旅は、 などを主な目的にしている。 また、田んぼを花畑にする催しも、年によっては3月初めから見頃を迎えるとの情報もあったが、今年は花が遅れていて開花はずっと先とのこと。 ともかく雨で国民宿舎からほとんど外出できなかったので、日帰りでもこの程度の旅は出来そうな気がして日帰りの旅の中に入れた。 第一日目● ツーリングの集団(伊豆急下田駅前での自転車組み立て)さて、2010年の春は2月が天候不順で3月に入っても天気が定まらず、初旬には、はやくも菜種梅雨の様相を呈していた。 この日、鎌倉を出発した頃雨が降り始め、途中の電車から外を眺めると結構強い雨が降りしきっていた。 下田で、堂ヶ島行きのバスを待ってベンチに腰掛けていると、ベンチ脇には色とりどりの雨合羽をつけた男女10人ほどが、列車に積み込んでいた持参の自転車を組み立てていた。 聞いてみると、横浜のツーリング仲間で、今日はバサラ峠を越えて松崎に向かい、温泉に泊まる予定という。 ● 下田から松崎へ定刻に東海バスが出る。松崎までは県道15号を走るので、ツーリングの人達と同じ道だが、峠方向に上るにつれて雨がひどくなり、バスがバサラ峠を越えて道の駅の三聖苑に着いたときは土砂降りになっていた。 三聖苑では、花時計をカメラに収めることも出来ずに、かじかの湯に駆け込んだ。 このページのTop ● 道の駅「花の三聖苑」でかじかの湯に入る道の駅「花の三聖苑」の売り物は、松崎町の生んだ三人の聖人の業績を紹介する 事が中心だが、松崎町営の共同浴場「かじかの湯」と食事処の「天城山房」と、巨大花時計の方が名物となっている?。バス停から駐車場を横切るだけでずぶ濡れになるほどの雨。
かじかの湯にゆっくり暖まった後は昼食。 このページのTop ● 昼食は天城山房棟続きの「天城山房」に裏口から入る。天城山房は椅子席が6卓、小上がりの座敷席が4卓と内部は結構広い。 正面入り口近くには地域の産品の直売場もある。 メニューはそばとうどんの麺類と丼物が中心。 ネットで写真が多く載っていた「黒米うどん」と「とろろそば」を頼んだ。 黒米うどんは可も無し不可も無しだが、とろろそばにはかなわないような印象を受けた。 話題性はあるが味の名物になることは出来るのか?。 道の駅「花の三聖苑」はこの地が生んだ幕末から明治にかけての三人の偉人に因んだ道の駅で、かじかの湯、天城山房の他に、三人の偉人を顕彰する建物と展示(三聖会堂)と三聖の内の依田佐二平が私財を投じて作り開校した公立小学校「大沢学舎」があった。 このページのTop ● ツーリングの人達の到着雨脚が強くなって、花時計までほんの一寸の距離を行く気がなくなったので、食堂に戻ろうとしたとき、下田駅前をバスよりやや後に出発したツリーングの人達が三々五々に到着し始めた。 聞くと、ザラバ峠で雨がひどくなって、立ち寄る場所もなく一気にここまで走り通したとのこと。 続々と約10人が到着したが皆さん満足げな表情だった。 このページのTop ● 国民宿舎 まつざき荘天城山房でタクシーを呼んでもらい国民宿舎 まつざき荘に向かった。バス停までの間を歩く気がしないほどの雨だった。 まつざき荘は先年泊まった松崎伊東園ホテルの隣で入り江に面している。 昼の休憩時間で、部屋の用意が調っておらず、温泉も湯払い中だったのでロビーでしばらく待った。 部屋の用意が出来たのでチェックインし、早速、掃除の終わった温泉に入る。 最上階の5階にあり、大浴場は2つの浴槽が連なってあつ湯とぬる湯の2種類。 窓の外には小さめの(5〜6人入れる)露天風呂がある。 どちらも石造りの端正なお風呂で、ややぬめり気のあるさっぱりとした浴感のお湯にマッチして雨に濡れた不快さが消し飛んだ。 脱衣場は広く、脱衣籠等も高級感がある。 また、このお風呂は眺望がよい。 松崎湾が一望出来る上、(季節によっては?水平線に)夕日が沈む。 このページのTop ● 西伊豆町営 せせらぎの湯雨が小降りになったので西伊豆町営のせせらぎの湯に向かった。堂ヶ島行きのバスで浜橋下車。スーパー「Aoki」からタクシーで仁科川沿いを行く。 せせらぎの湯は西伊豆町営の共同浴場では一番新しいそうで、全体的にこぢんまりとしてはいるが、内湯の他に露天風呂、休憩室など一通りそろっていた。 雨上がりで結構混雑しており、数少ないカランの順番待ちなどしているおじさんもいたが、浴槽の撮影などは協力的だった。 お湯は、無色透明、無味無臭でさっぱりとしたアルカリ泉。 残念ながら循環使用とのことだが、伊豆の町営の浴場としては平均点以上の感じがした。 このページで紹介した共同浴場は、当ホームページの「全国共同浴場巡り」で詳細に報告しています。 「全国共同浴場巡り」へ 来たときと逆ルートで、同じ交通機関でまつざき荘に戻った。 まつざき荘に隣接する川で遅咲きの河津桜が満開だった。 暮れなずむ松崎港 この後は雨も降り止まないので、なまこ壁の民家を巡る散策には出ることが出来なかった。 このページのTop ● まつざき荘の夕食まつざき荘の夕食は2階の食堂で摂る。まつざき荘は、部屋の仕様よりは食事内容によって宿泊料金が変わるので、部屋番号をいうと所定のテーブルに案内してくれる。 今回も最低価格の料理を選んだ。 以下の食事内容で1万円弱。
このページのTop 第二日目この日の予定は、バスで土肥経由修善寺に出て、JR踊り子号で帰宅するのだが、途中伊豆市営の「湯の国会館」で入浴の予定。雨が降り止まない。 風も強そうで車窓からの眺望が悪い。 このページのTop ● 湯の国会館湯の国会館は伊豆市営の比較的大型の日帰り温泉施設で、伊豆半島内でも人気度が高い。入浴料金が¥800と高めで、今まで敬遠してきたが、今回は入る共同浴場の数が少ないので寄ってみることにした。 バス停湯の国会館前で下車し、狩野川寄りの少しくだったところに大きな建物があった。 内部も広く、1Fは休憩室などで、地階に男女別の浴室がある。 脱衣場も広く、浴室は脱衣場からさらに階段で下る。 大浴場は窓側にあり、窓からは狩野川が見える。 大浴場のお湯は、入るとぬるすべ感が強く、身体がきしる感じもある。 期待していなかった分、とても儲けものの気がした。 大浴場内には、円形の冷鉱泉の浴槽があったが今回は体調を考えトライせず。 外側には、四阿の下に露天風呂と薬草風呂があり、こちらは雨の狩野川の眺望が望めて気持ちよかった。 薬草風呂は何種類かの薬草、ハーブなどを入れて薄茶緑色になったお湯でかなりぬるめ。 湯の国会館には大広間で休憩が可能。\800は2時間の休憩料金込みだったので、修善寺での踊り子号発車時間近くまで粘っていた。 このページで紹介した共同浴場は、当ホームページの「全国共同浴場巡り」で詳細に報告しています。 「全国共同浴場巡り」へ このページのTop ● 修善寺駅で桜餅づくり実演修善寺駅の土産物売り場入り口で、菓子舗「間瀬」というお菓子屋さん(本社熱海市)が桜餅づくりの実演販売をしていた。桜色のクレープを焼き、餡を包み、さらに桜葉でつつんでできあがり。 列車の発車時間が迫っていたのでじっくり見る事が出来なかったが手際の良さに感心した。 購入できれば、松崎町の「梅月園」の桜餅と食べ比べが出来たのに・・・と、踊り子の車内で残念がった。 ビールを飲みながら弁当を食べている間に大船駅に着いた。 このページのTop |
(若干の情報)
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