第2話:テーブルトークへの誘い 中編[3] |
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登場人物
堂 : 堂山 淳
レ : レティ
堂:「どっちも良くはわからないんだよね。」
レ:「簡単に言ってしまえばごっこ遊びなんです。 別の誰かになったつもりで違う世界を冒険することができるんです。」
堂:「別の誰かって?」
レ:「例えばファンタジーの世界なら剣士とか魔法使いですね。」
堂:「ファンタジーっていうのは?」
レ:「中世ヨーロッパ風の世界観のことです。 剣と魔法の世界と言う人もいますけどね。」
堂:「そう言われればなんとなく解るよ。」
レ:「まぁそういったキャラクター達を演じてゆくんですよ。 一般的にそういった人をテーブルトークRPGではプレイヤーと呼ぶんですよ。 そのプレイヤーが3〜5人、あとゲームマスター(GM)と呼ばれる人が1人、 いれば遊べますね。」
堂:「ゲームマスターっていう人は何を行う人なの。」
レ:「その名前の表す通りゲームを管理する人です。 異世界を冒険するというゲームを例にあげるなら、モンスターとか 罠、事件とかが起きますよね。そういったイベント等を管理するんです。」
堂:「誰かを演じるっていうけどなんだか恥ずかしいと思うんだけど・・・。」
レ:「それは人それぞれですけど慣れの問題ですよ。 最初は誰でも不安ですし、緊張とかもしますよ。」
堂:「そんなもんかなぁー。」
レ:「ファンタジーの他にも色々ありますからね。自分に合った物なら ノリやすいと思いますよ。」
堂:「ファンタジー以外ってどんなのがあるの。」
レ:「例えばSFとか」