第2話:テーブルトークへの誘い 後編 |
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登場人物
堂 : 堂山 淳
レ : レティ
パラパラとルールブックをめくっていたレティがふいに声をあげた。
レ:「あっ、ありました。テーブルトークRPGってこんな感じですよ。」
といって開いたルールブックをこちらに渡してきた。
堂:「これは?」
レ:「リプレイといってテーブルトークRPGのプレイ内容を文章にしたものですよ。」
堂:「こんなにうまく出来るものかなぁ。」
レ:「出来ますよ。ゲームが好きな友達が集まれば・・・。」
ふと時計を見るとずいぶん時間がたっていた。 話していると時間ってこんなに早く過ぎてしまうもんなんだな。 僕はゆっくりと立ち上がった。
堂:「じゃあ、僕はそろそろ寝るよ。おやすみ、レティ」
レ:「はい、おやすみなさい。堂山さん。」
僕の友達にこういうの好きそうなの結構いるんだよな。 自分の部屋に帰りながら、やってみてもいいかなと思い始めていた・・・。