INFORMATION TECHNOLOGY(インフォメーションテクノロジー)の略。日本語だと、「情報通信技術」だそうですが、直訳だとテクノロジー(技術)の紹介案内、現在はみんなが使えるようにということで、こういう日本語訳でしょうが、ちょっと前までは直訳の技術の紹介者、仲介者という意味で充分通りましたね。
IT技術者などという使い方もしたものです。
そして、現在日本国中のどんな人でも「IT」が使えるように『IT講習』 なるものも、各地方公共団体が行っています。それも政府バックアップです。
『IT講習』とはなに?
今、私たちの暮らしは、「IT」を巡り急激に変化しています。
IT講習は、すべての住民のみなさまが「IT」ぬ十分対応できるよう、地方公共団体が、学校、公民館などの地方公共団体の施設や民間の施設などを利用して、ITに関する基礎技能を修得していただくために開催する講習です。
政府としても住民のみなさまのIT利用技能が向上するよう、IT講習の円滑な実施に向けて支援を行っています。
IT(アイティ)とは、Information Technology(インフォメーション テクノロジー)の略で、日本語に訳せば「情報通信技術」となります。情報通信分野に関連する技術を利用する方法のことを言います。
インターネットを使って情報を集めたり、電子メールで遠くの人と連絡を取ったりすることはその一例です。パソコンの基礎的な操作方法を拾得し、インターネットや電子メールを楽しんでいただく講習です。パソコンにまったく触れたことがないかたでも安心して、受講していただけます。 平成14年3月までに、約10万人のまたを対象とする講習会を開催します。
講習内容
@パソコンの基本操作
A文書作成
Bインターネットの利用
C電子メールの送受信 等
[平成13年3月 横浜市IT講習のご案内より]
だそうです。無料なんですよ。この講習会。
各自治体が対象とする人(同市内在住、在勤というのがほとんど)が受講できます。
これって、確かにすごいことですよね。無料で基本操作を覚えることができるんです。ニュースでも結構、受講風景や受講者のインタビューが放映されたりしてます。
あえて言わせてもらうなら・・・・・・
@〜Cを教えてもらって、その後のフォロー。そしてその前の段階、利用するための環境についてのフォローは??
今ままで、いろいろな人から話しを聞いたり、相談を受けたりしましたが。だいたい使う前の段階でまず躓きます。
「どのパソコンを買えばいいのかわからない」 これは初心者でなくても迷うところです。本当に!
値段・スペック・外観etc・・・・・・何をやりたい等決まっていない、何となく使ってみたいという人は、ショップで悩みます。ショップの人に相談してもさらに。さらにパニックになってやめてしまうという人を結構見たりします。
この段階を、何とかクリアして次にやってくる問題(課題?)はマシンのセットアップです。
お店や、スクール、講習会のパソコンは、基本ソフトや通常使うであろうもの、あると便利なものはセットされているのが普通です。たとえばワープロソフトが使いたくってスクールに行って、インストールから行うということはないでしょう。
メールが使いたい。講習でセットの方法から教わってきた、そして・・・・E-MAILを使うためには自分E-MAILアドレスが必要です。電話のように、電話線を引いてもらって、電話機をせっとして、モジューラジャックに線をつなげて、はい、おしまい。じゃないんですよね。
プロバイダ契約という難関も(?)待っています。ショップで全部頼んでしまったり、マシンにインストーラー(オンラインサインアップ)などがついていてそれを使ってというのがほとんどになってしまうのが現状です。ここで、また問題が発生。こういう風に全部おまかせコースみたいな感じでつかっていくと、何かトラブルがあると本当になんにもできなくなってしまうんです。
メーカー(マシン・ソフト)へ電話はかけられても、症状の説明ができない。説明している人の言葉がわからない。(相手は宇宙人のように感じられます)
とっかかりを作るということはすごくいいことです。後は使う人、使おうという人の問題になってしまうといえばそれまでですが・・・・・・
政府にしても、やるなら後のこと、前のことを考えて行ってほしいものです。(通信料の問題も大きいですよね)
そして、使用する人に
コンピュータは便利な『道具』です。 道具の使い方は覚えましょう。便利に使えるように勉強しましょう。
2000.3.31