次はいよいよ石灰棚。
パムッカレはトルコの中でも有数の温泉地帯。
そしてここは石灰質を多く含む温泉が湧き出るところで
その石灰質が固まって台地全体を真っ白に覆っている。
世界遺産にも登録されているところで
最近は温泉の量も減りこのままでは石灰棚が無くなってしまうということで
一時は完全に立入禁止になったとか。
それでは観光が成り立たないというので今では一部だけ温泉を流し
人が入れるようになっている。
靴と靴下を脱ぎ裸足になって温泉の流れる石灰棚の上を歩いて下っていく。
世界各地からの観光客が一杯。
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眼下には一面石灰棚が広がる。
現在では温泉は流れていないので美しさはいまいちだが
それでもすごい眺め。
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所々温泉の溜まるプールがあって子供達が遊んでいる。
水着を着て楽しんでいるカップルもいた。
そんな中にジャブジャブ入って壁一面の石灰の結晶に見入る。
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どこまで行ってもきりが無さそうなので途中で引き返し
アルプさん超お薦めの展望台へ向かう。
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おお!
これはまさしく昔たばこのCMで見たのと同じ光景。
確かに素晴らしすぎる!
自然の作り出した芸術品にしばし言葉を失った。
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この後人にお願いして石灰棚をバックに記念撮影。
ホテルにはタダ入れる温泉とプールがあるというのでさっそく行ってみる。
水着着用で入った室内の温泉。
温度は低め。
あまり気持ちよくない。
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続いて屋外のプール。
広くて気持ちがいい。
思えばこの夏はまだ一度も泳いでいない。
まさかはるばるトルコに来て初泳ぎをするとは。
なんとなくリゾート気分。
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今回のツアーにはトルコ名物のベリーダンスを見る機会が含まれていない。
しかしこのホテルでそれほど本格的なものではないがショーがあるという。
夕食を済ませショーがあるというプールサイドのバーへ。
早めに行っていい席を確保。
やがて始まったベリーダンス。
女の人が一人音楽に合わせてぐるぐる踊り出した。
動きはかなり激しい。
やがてテーブルに座っている男性をステージに上げていく。
なんとなくイヤな予感がしたんだよなー。
こういうのには必ず当たる。
予想通り僕も呼ばれてステージへ。
軽く全員でレッスンを受けた後1人1人女性と踊り始める。
ほんの少し教えてもらったくらいでそんなに踊れるようになるわけはない。
みんなしどろもどろ。
やがて僕の番。
見よう見まねで必死に踊っているといきなり僕のTシャツを脱がせ始めた。
おいおい、僕の前の人はみんな服を着たままだったじゃないか。
一気に会場が盛り上がる。
後は無我夢中。
恥ずかしかったがウケたのでいいか。
なんとか終わってテーブルに着く。
ダンスはまだ続き今度は女性をステージに上げていった。
それまで人ごとと油断していたユキちゃんにも魔の手が。
これは面白いと嫌がるユキちゃんを半ば強制的にステージへと上がらせた。
ステージの上には半分泣きそうな顔をしたユキちゃんがいる。
この時どうやら男と同じように上半身脱がされるんじゃないかと思っていたらしい。
さすがにそれはなく男の時と同じように1人1人踊らされていった。
なんとか無事に帰ってきたユキちゃん。
次の日は夫婦二人してベリーダンスを踊った僕たちの話で
同じツアーのおばさまたちが盛り上がった。
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この写真は翌日3枚千円で買ったもの。