Berlitz受講までの長い道のり
2004年2月7日(土)
正月に一度帰国したときに本屋さんで「テキサス便利帳」という本を見つけて購入した。
これは日本語で書かれたテキサスのタウンページのようなもの。
この本でAustinにBerlitzがあることを知った。
さっそく1月に再びAustinに来た頃からBerlitz受講作戦が始まった。
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日本であればやはりまず最初は電話をかけるのが普通であるが
僕は電話で英語のやり取りをするのがとりわけ苦手。
とりあえず直接行けば誰かと話せてなんとかなるのではないかと
Austinに着いて最初の土曜日の午後に行ってみた。
住所は分かっていたのでそれをカーナビに入力して行ってみると
実はホテルのすぐそばだった(車で約10分)。
ドアの鍵は開いていたので中に入ってみると受付には誰もいない。
奥の方から誰かが話してる声は聞こえて来るがどうやら授業の声のようだ。
しばらく待ったが誰も来なかったのでとりあえずこの日は一時撤退。
次に取った方法はe-mail。
BerlitzのHomepageから
AustinのLanguage Centerを見つけ
そこにあった連絡先にe-mailを送ってみる。
しばらく待ってみたが何の返事も来ないのでもう1通送ったが結局返事は来なかった。
その後ユキちゃんの話で土曜日の午後とかは日本のBerlitzでも人がほとんどいないということを知り
翌土曜日に今度は午前中に行ってみることにした。
しかしやはり受付には誰もいない。
あきらめかけたその時に1人のおばはんが現れた。
ちょっとそのおばはんは驚いた様子。
すかさず英会話を習いたいと意思表示。
するとそのおばはんは「月曜日の朝9時から10時の間に電話して」と
名刺に2人の人の名前を書いて渡してくれた。
こっちは電話が嫌だからこうして直接来てるのに!
でもそう言われちゃしょうがない。
あきらめて月曜日に電話することにした。
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月曜日の言われた時間に勇気を出して電話してみる。
電話に出た女性に名刺に書かれた人の名を伝えその人と話したいと言うと今その人は会議中だという。
もう1人の名前を出すとどうやらその人は居たようだった。
電話に出たその人に英会話を習いたい旨伝えると
e-mailを送るように言われた。
どうやら今会議中だという人の方がKey Personらしい。
e-mailをくれればその人に転送してくれるという。
教えてくれたe-mailアドレスは前に2回送ったものと同じ(大文字小文字の違いは多少あったが)。
ちょっと半信半疑だったがとりあえず言われた通りメールを出してみる。
しかしやはりその日の内には何も返事が来なかったので
メールが届いたかどうか翌朝もう1度電話してみた。
その時は2人とも不在だった。
しかも話によるとKey Personの方はフロリダに出張中だという。
とりあえず僕が送ったメールが届いているかどうか確認したいと伝えると
どうやらメールは届いているようだった。
そのKey Personが出張中なのでしばらく返事はできないと言われる。
まあとりあえずメールは着いたようなので返事が来るまで気長に待つことにした。
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メールを出したのが1月26日。
ほとんど忘れかけてた2月4日(水)に突然Key Personからメールが届く。
メールの趣旨は以下の通り。
- 現在土曜日のEnglish Classは無いが、僕のためにPrivate Classを用意することが出来る。
- 2月7日から28日までの毎週土曜日2時間15分のClass(計4回)。
- 授業料はIBM rateを適用して教材費込みで$500ちょっと。
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$500ちょっとという授業料は当初想定していた金額よりも多少高めではあったが
Private Classというのには強く惹かれた。
一応ユキちゃんに了解をもらってから受講することに決めた。
さっそく返信して受講したい旨を伝える。
しかし翌木曜日は例のごとく何も返事は来なかった。
土曜日から始まるClassの申込みである。
さすがにあせって金曜日の朝一で電話をしてみると
Key Personは10時に来るという。
1回電話を切って10時過ぎにもう1回電話してみた。
そこでやっとKey Personと直接話をすることができた。
Classを受けるかどうするか聞かれたので
「そんなのはとっくにメールで返事してるよ!」
と心の中で叫びながら受講したい旨を伝える。
すると「今日の2時15分頃にこっちに来て欲しい」と言われる。
金曜日の2時15分と言ったら思いっきり仕事の真っ最中であるが
こっちのオフィスは就業時間というのはあって無いようなものである。
(そもそも無いのかもしれない)
朝何時に来ようが何時に帰ろうが誰も何も言わない(会議がある日は別)。
ということで2時に会社を抜け出して行って来た。
そこで初めてKey Personと会うことができた。
続いて僕に英語を教えてくれる先生を紹介される。
ちょっと歳のいったような上品そうなおばはんだった。
そこからその先生と2人っきりで僕のレベルを決めるためのインタビューが始まった。
とあるオフィスの様子を描いた絵を見せられながら
「この人はどんな服を着てますか?」とか
「ここで彼らは何をしてますか?」とか
日本語で書くと単なる知能テストになってしまうが
英語でのこういった質問のやり取りが約30分ほど続いた。
その結果僕はレベル3か4だと言う。
3だとちょっと易しめ、4だとちょっと難しめ。
どっちがいいかと聞かれた。
ちょっと迷ったが実際にアメリカに滞在しながら習うのだから
多少ハイレベルな方がいいと思いレベル4から始めることにした。
その先生曰く「あなたならきっと大丈夫よ」とのこと。
ということでレベル4の教材一式をもらってその日は帰った。
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こうしてなんとか無事Berlitzで英会話を勉強できることになった。
思えば長い道のりであったが結果的にPrivate Lessonという思いもしなかったClassが受けられて
ラッキーである。
4回ではあるが少しでも英語が上達するようにがんばろう!
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