研究内容の紹介

〜普段は、こんなことやってます〜

半導体レーザーOI


IBM東京基礎研

 社会人になってからは、液晶ディスプレイの研究(1998-2001)を経て、現在は光インターコネクトの研究をしています。

東大大学院

 私の所属していた櫻井研究室では、物理学の一部門である「量子エレクトロニクス・分光学」を専門分野として、各人各テーマについての実験的研究を行っていました。レーザー物理学・量子光学といった分野についての研究と考えて頂いても構いません。
 #なを、1999年3月をもって、教官が定年退官なさるため、研究室も消滅します。(T-T)

 私の研究テーマは「多重散乱体溶液中の弾道光子の伝播機構」で、修士論文は「インコヒーレント光を用いた時間分解分光法による多重散乱体の光CT」でした。

 博士課程では、光CT方面への応用からは離れつつも、引き続き、散乱体溶液に低干渉性の近赤外光源を照射した時に媒体から前方散乱される蛍光の示す物理的特性について、”時間分解分光法”という手法による実験的研究を進め、博士論文を執筆しました。

 また、修士課程在学中から博士課程途中までは「半導体レーザー光をRb原子気体セルに照射した時に気体から後方に散乱される蛍光スペクトルの示す特性」についての研究もやっていました。

レーザー計測の実験装置 ただ今調整中 データ解析中
レーザー計測実験装置 光の微調整 データ解析中

 


Reference:

" New Type of Doppler Free Spectroscopy by Heterodyne Detection of Backward-Scattered Light from Velocity-Selected Atoms "
T. Mitsui, H. Numata, and K. Sakurai
Jpn.J.Appl.Phys. Vol.32 pp.5717-5720 (1993)

 

" Doppler-Free Saturated Selective Reflection with Copropagating Pump-Probe Method "
T. Mitsui, H. Numata, and K. Sakurai
Jpn.J.Appl.Phys. Vol.35 pp.4083-4087 (1996)

 

学位申請論文の要旨(1997.12.18 提出,1998.2.17改訂)


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