二井宿峠から金山峠 (山形・宮城)

2006.02.10-12

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02.11(2日目)

雪混じりのガスで見通しが利かない。昨日、進むべき尾根の方向は確認してある。このコルから小ピークに登る途中で県境は切り返ししている。(ピークを通っていない。)地図ではハッキリした尾根筋ではないので、今日みたいに見通しが利かないと切り返し地点を見落とす可能性がある。少し登り気味にトラバースしていけば目的の鞍部に着けると思い進むが、斜面トラバースはやはり大変。(ズリ落ちるし、雪が深い)こりは疲れる!少し上に尾根筋が見えるのでとりあえず登り返す。左側に県境尾根があるはずなので注意しながら登っていくとそれらしき所を発見。今登っている尾根はまだ先のピークに向けて登っている。間違えなくここが分岐点。ここから約80m程登ると樹林の小ピークとなりなだらかな斜面となる。南西からの尾根の合流に気が付かない内に、次の小ピーク(P806手前のピーク)に付く。ここから60mほど一頑張りでP806に到着する。

09:43 最低コル出発
10:38 P806への登り 11:39 P806山頂
12:01 P806から金山峠への尾根

12:01 P806から干蒲の集落

コルからP806まで予定していた時間の倍近くかかっている。どうにもペースが上がらない。山頂で軽く行動食をとり、みいらさんに携帯で連絡。(結局、今回のコースは昨日のP743に上がってから金山峠まで携帯圏内だった。)
思い腰を上げて下り。ん?左足が痛いぞ。登りでは気が張っている性か?使っている筋肉が多少違うのか?「なんか左足痛いな」とは感じていたけど登って来れた。しかし、下りになってから、痛さが増し、足が前に出ない。左足の付け根内股側が、足を前に出す時に痛い。たぶん昨日からズート登りはスノーシューで逆ハの字、しかも親指蹴り込み状態が続いていたからか?騙し騙し行くがどんどんペースが落ちる。

 

さてP806から北東へ伸びる尾根は、主尾根筋を何げに下っていると県境尾根を見過ごして金山の集落に下ってしまうので注意。右側に尾根分岐が無いか注意しながら下って行くと、手持ちの高度計で約745m地点分岐する、小さな尾根筋を発見。最初は尾根と言うより斜面が少し盛り上がった感じで分かりにくい。

12:24 分岐、県境尾根を見下ろす
12:42 細い尾根に入ってからは小枝がうるさくなる。
12:57 P806を振り返る(3つ奥の霞んだピーク)

何とか騙し騙し、休み休み峠まで下りてきた。本当は一気に赤山の集落まで下りてしまう予定だったが、今日はもう歩けない。

峠への最後の下りは急!滑り降りる様に下った。

15:59 峠に下った斜面
15:59 金山峠

道の真ん中に幕営。この峠、ちよっと曲がっている性か?風が弱かったので今日は防風ブロックを省略する。

16:47 幕営完了



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