二井宿峠から金山峠 (山形・宮城)
Page.1/3
02.10(1日目)
今回は蔵王と東置賜を繋ぐライン。二井宿峠から番城山を目指す事とした。以前に番城山/二ッ森山間のコルから北部は既に歩いている。今回は二井宿峠から2泊3日で縦走して、最終日に山形の”みいらさん”と番城山で合流し、古屋敷に下山。後、二井宿峠まで送ってもらう予定になっている。 県境はトンネル出て直ぐの沢から始まっているがここは雪崩れそうなのでパスする。トンネルを出た所に駐車スペースがありここに車を停める。Docomcは通じないが電話BOXがあるので逆コースの場合。タクシーを呼べる。さて、駐車スペースから真ん前の尾根はコンクリート壁の切り通しに成っているのでここは流石に上れない。七ヶ宿側に少し進み、除雪の雪壁の低くなっている所から取り付き、無雪期は畑に成っているところを進み尾根に取り付く。
まずはP743を目指す取り付きから約200mの登り。
P743は開けていて意外と眺めが良い。南に仙王岳、龍ヶ岳。東に宮城県の峠田岳(七ヶ宿スキー場)と見渡せる。
一旦西に下り同じ位登り返すとP750ここが県境のピークになる。こちらも展望が利き、なかなか良い所。(風さえ無ければだが。。。)
P750から北に下りP702で直角に西に折れて30m程下り、更に直角に北に方向を変え、小ピークを一つ越えてP699に登り詰める。この辺りは主尾根から外れるラインが県境尾根(分水嶺)になっている。P699へは尾根を東から西に登る為、雪庇がこちらに向かって張り出している。途中から見えていて「あれ越えるのか?」と思いながら近付いて見ると2ヶ所張り出しの薄所がある。右の方が楽そうに見えるのだが、ここは兎の足跡が付いている左側から上がった。ここから4っ小ピークを越えるとP745。ちよっと細目の雪庇尾根が続く。
P745からは広くなだらかな尾根となり、ここもガスられると東に伸びる尾根に引き込まれる。
後、P739,P660,P670,P666,P670と小ピークを方向を右に左にと変えながら進んでいく。 すると、ジャンクションのコルに至る。ここは西側に山があるので西風が弱い、少し陰になった部分。ここで幕営とする。
TOP に戻る
二井宿峠から金山峠 山行記 2006年02月10-12日