青森空港〜酸ヶ湯温泉(@青森)

2004.03.05-06

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05日

今回は、奥羽山脈と津軽山地を結ぶ山行の第一段。丁度、山中間が八甲田に山スキーに来ていて酸ヶ湯温泉に宿をとっている。第一段は青森空港から出発して山伝いに歩き酸ヶ湯温泉で合流する計画とした。

夜中に浪岡の『道の駅』で車中泊して朝、青森空港の駐車場に移動する。駐車場は以外といっぱいで何処に停めるかちよっと手間取った。09:20頃に駐車場を出発。そのまま有料道路に出られるかと思ったらフェンスがあるので空港入り口(中心部の信号機の所)まで少し戻る事になった。

車道を歩いていると一台の車が止まって「浪岡まで行くけど乗っていかないですか!」と声をかけて頂いた。「もう少ししたら山道に入るので大丈夫です!」と言ったものの、高陣馬山近くの道の分岐まで意外に遠かった。車の通行も多く、ちよっと怖い感じであった。

空港の管理設備施設の様な前を過ぎると左手に空港周囲に沿って体協ゴルフ場の前を通って県道に抜ける道がある。この時期除雪はされていない。また看板には「空港拡張工事につき一般車通行止め(通り抜けできない)」との注意書きがあった。

ここからスノーシューを履いて歩き出す。高陣馬山(207.9m)は何処が山か分からない。丘と言う感じ。この付近開けている雪原状態で風が強い。

09:18 青森空港駐車場
10:07 高陣馬山207.9m付近
10:17 滑走路西側正面から

空港を丁度半周する頃、やっと体協ゴルフ場の建物まで来た。「空港って歩くと広いな!」と実感する。

ここから除雪が入っている。県道に出ると道路の上には雪が無い。再度スノーシューを脱ぎ車道を歩く。

10:47 体協ゴルフ場
11:01 県道に出た所 11:22 255mピーク?から
一番標高の高いと思われる部分まで県道を進み右手の土手?に取り付く。この辺が地図での三角点(255.8m)のはず。

そこから、一旦少し下って同じくらいの高さのピークに上り返す。このピーク東西に長く、地図では北斜面が針葉樹、南斜面が荒れ地に成っているが、現在は北斜面が広葉樹の雑木林、南斜面が針葉樹(杉)植林地となっている。ここには一番高い所を目指して歩いてきたが進むべき尾根はピークより東寄りに細い尾根があるはず。

東に進むと細い尾根が見つかり、何となく作業道路らしき跡もある。ここを下っていくと入内峠に出る。この道は除雪されていない。

11:32 1ピーク越えた所

峠に出て、ほんの少し東に進むと次の尾根にあがっていく道がある。この道はおそらく林業用。ここからはこの林業道を利用しながらひたすら南東に進んでいく。全体的に尾根の西側が杉の植林、東側が広葉樹林となっている。この為、西側の展望は殆ど無く、東側は時たま木立の間から、青森市の市街地や雲谷のスキー場や牧場が見えている。

作業道は時たま尾根から逸れて斜面を巻くが、別の場所に降りてしまう道の可能性もあるので、このような時は忠実に尾根をたどる。(急斜面の尾根でもないし)

15:03 
終始ダラダラ尾根で距離の割には高度が上がってこない。今日中に標高610m付近まで進みたいところであったが17:00までねばって歩き、高度が560m付近まで進んだ所で幕営とする。

風は西風で、西斜面には葉を付けた杉樹林があり風は幾分かしのげる。

テントでまず1泊目。ラジオの天気予報では明日は前線の通過で西風が強く荒れるらしい。しかし寝付くまでの間は月や星も出て穏やかだった。(逆に冷え込むのだが...)

17:29 560m付近



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青森空港〜酸ヶ湯温泉 山行記録    2004年 03月05日〜06日

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