南八甲田縦走
(青森県)


2003.08.20-21

20日
昨年は、ここ猿倉温泉から乗鞍岳、駒ヶ峰に登ったが翌日天気が悪くて御鼻部山への縦走は止めにした。今年は再チャレンジと櫛ヶ峰が目的となる。


猿倉温泉から駒ヶ峰分岐のテント指定地までは2002年の記録を参照して下さい。(ほぼ同じ時期です。)

駐車場に車を停め、昨年も歩いた道を登っていく。去年は無かったロープによるコースの保護が付けられていたりして整備が進んでいるのか?と思う反面、昨年きたときより笹がうるさい感じがした。植物の保護の為の整備はするが登山者のための整備(草刈り等)はしない方針なのだろうか??

07:57 猿倉温泉登山口の駐車場
08:47 途中何カ所かでこの様なロープが張られていた 08:54 昨年より笹や小枝がうるさい様な感じ
09:16 矢櫃谷地 09:31 矢櫃橋も昨年同様
10:28 一の沢(乗鞍岳への分岐)ここでちよっと腹ごしらえ
昨年よりは花が多い
10:29 一の沢
11:11 猿倉岳
11:17 左奥が櫛ヶ峰、中央部が駒ヶ峰、右手が猿倉岳へと繋がる
11:20 黄瀬沼への分岐 11:21 分岐を曲がると湿原があるので立ち寄った
11:56 黄瀬萢の上部

駒ヶ峰分岐のテント場に11:32分到着。ここで荷物をデポしてサブザックで櫛ヶ峰をピストンするか、縦走のまま行って櫛ヶ峰分岐付近でテントが張れそうだったら...と考えた。とりあえず縦走のまま進む事とした。
駒ヶ峰分岐からは小さな沢を3回位渡る。やがて南方の視界が開け(ガスで遠方の景色は見えなかったが)少し広い湿原が現れた。ここが黄瀬萢の上部だ。しばらく進むと櫛ヶ峰/御鼻部山への縦走ルートの分岐となる。

分岐で軽く昼飯をとり櫛ヶ峰をピストンする。分岐標識の場所からは小木がじゃまして黄瀬萢の様子がよく見えなかったがほんの数m上がった場所からは一望できる。休憩するならここですれば良かったと後悔する。しばらく笹が少しうるさい所を過ぎ、2ヶ所程小さな沢のUP/DOWNをする。

12:02 櫛ヶ峰の分岐
12:34 分岐の少し上部からの黄瀬萢
やがて木道が現れ櫛ヶ峰が正面に見えてくる。ルートは下の写真ではゆっくりと左に大きく曲がっていく(感覚的には直進)ように木道が続き、樹林に入る。山の左端下部に斜めに上がっていく。後、道は折り曲がって尾根筋上に登っていく。登っていくと2ヶ所、あそこがピークかと騙される場所があるが尾根筋に出たら一頑張りで山頂に到着する。
12:39
13:05 この突き当たりから尾根筋に上がっていく 13:23 笹が膝下位になり山頂が近い

山頂直下の草原はとても気持ちの良い感じ。草原の中に旧ルート跡が見られる。現在は保護の為通行禁止となっている。山頂は好展望と書かれていたので期待していたのだが山頂に着いた時間帯はガスの中で展望無しでちよっと残念。

13:28 櫛ヶ峰山頂
13:38 山頂直下の草原

櫛ヶ峰分岐に14:32に戻り、一服して駒ヶ峰の分岐テント場に戻る事とした。ここは開けているが下は石が多く少し斜面で水の流れた跡が多くある。水場は近くにないしやはり過ごし易さを考えると戻った方が快適に寝られそうだ。指定地に戻り、昨年とほぼ同じ場所に幕営。テントを張り終えた頃に丁度霧雨となり夜は降ったりやんだりが続いていた。

15:29 テント場に戻りセッティング完了

 

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