北蔵王(刈田峠〜笹谷峠)

2001.06.24

笹谷峠から2台の車で蔵王ハイラインまで移動する。天気は小雨。しかし、ガスは濃くなく下界の町も薄っすらと見える程度。

駐車場で”おんちゃん””おかんさん”と合流。総勢10名。約半年ぶりの顔合わせ。

6:40頃駐車場を出発。お釜までは観光コースなので直ぐに到着。今日のお釜は薄緑色。(日によって多少、色が変わる)

ハイラインの駐車場から御釜を目指す
御釜 御釜
御釜から熊野岳避難小屋目指して登り始める。3m程の木の杭が登山道に沿って打ち込まれている。濃いガスの時等は良い道標になる。

避難小屋は石作りで入り口の一部が解放状態。解放状態と言っても打ち付けられたドアの上半分が壊れている様な状態でこれをまたいで入るしか手はない。本当の緊急ビバーク用小屋だ。

熊野岳の山頂はここから西にちよっと行った所だが今回は立ち寄らなかった。避難小屋のある稜線は東西に長く何本かのコースが合流するのでガスで見通しの悪い時は注意して進もう。

熊野岳避難小屋付近
ピーク点には寄らなかった。

小屋から右手に進路を取ると直ぐにロバ耳コースの分岐に来る。現在ロバ耳コースは一部崩壊の為通行禁止の看板が立っている。
ここから緩やかに小砂利の道を下っていく。この風景は北アルプスの双六岳の下りに似ている。

この部分は駒草が群生している。まだ季節が早いため、花開いているものは無かったがつぼみの物がちらほら。

しかし、量の多さは確かに北アルプス以上だ。

自然園に向かっての降り出し
駒草がいっぱい!

更に下る。段々と岩が転がっている部分となる。ハイ松等の低木が現れる。   →→

この辺りはイワカガミやツガザクラ、ガンコウラン等が足下で小雨にうたれて瑞々しい。

やがて背丈より高い低木帯に入る。しばらく進むと、ちよっと開けたところに出る。ここが自然園、小休止するが小さい虫が寄ってきてうるさい。(今日は、意外と自分の所には寄ってこない)

イワカガミ 自然園

更に下る。樹木も次第に背が高くなってくる。すると、ふと名号峰に着く。下ってくるとピークと言う感じはしないが逆コースで登ってくるとここで視界が開けて目指す熊野岳が展望できる。

ここにも駒草が多少あり一株だけ花が咲いていた。

名号峰から熊野岳
名号峰での駒草 名号峰

ここからの下りは、本格的に樹林帯となる急坂の部分もあって足下も粘土状で転びそうになる場面もちらほら..
この辺りの標高になるとまだ山桜がさいていた。足下には昨日食べたタケノコが顔を出しているが採っている余裕はない。

(何だか下りのペースが終始早い!!)

 

10:00頃八方平の避難小屋に到着する。

綺麗な小屋で休憩。ここにはトイレもあるし中間点休むのにはもってこいの場所。

カッパを脱いだり行動食を口にする。小屋を出るときには青空が広がっていた。

八方平避難小屋から南雁戸
青空が出てきた
この白山千鳥、何か違う?

日が照り出すと暑くなる。南雁戸手前のガレ場で小休止、ここは風が通って気持ちのいい場所。

南雁戸山頂付近にはミヤマハンショウヅルが沢山咲いていた。

八方平から南雁戸の登りは急な所・危険な所も無く順調に進む。
(一部バテ始めの人も居たが...前半飛ばしすぎ!)

南雁戸手前のガレ場で

南雁戸からの下りは急で痩せ尾根。
約100m弱下って、100m弱登り返す。

12:00頃、北雁戸の頂上に到着。昼食とする。山頂は南雁戸より北雁戸の方が倍位広くて大人数で休憩するには北雁戸の方が適している。

南雁戸直ぐ北の小ピークからの南雁戸
北雁戸へ向けて 北雁戸頂上で
(まるちゃんのカメラで)

北雁戸からの下りもしばらく急な痩せ尾根。下りきるまではローラー攻撃は厳禁だよ!とまるちゃんに言うと、前の方でガラさんが豪快にコケていた。前山は宮城側を巻いていく。カケスガ峰から笹谷峠は単調な樹林の下り。ここは何となくダレてしまうところ。

道が曲がり山腹を斜めに降り始めると峠ももう時期、電波塔が目の高さに現れる。電波塔からは開けた所を緩やかに下っていく。昨日の宿泊所”山工小屋”の前を通って笹谷峠駐車場に着く。休憩含めて約8時間。

 

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