「天下統一」全大名制覇への道 (温候さん著)




コラム1.各機種における「天下統一」

 「天下統一」は、元々PC98シリーズ用(以後オリジナルと表記)として発売されたソフトですが、その他に以下の様な移植版が存在します。なお、システムソフト以外が発売した場合は()内にメーカー名を記します。

 X68版(アルシス):多分オリジナルと変わらないと思う。筆者が初めてこのプレイしたのはこの機種において。

 PC88版:オリジナルよりは多少のバージョンダウンをしているらしい。詳細不明。

 メガドライブ版(アスミック):オリジナルと比較すると、独立勢力同士の連合軍が形成されない点が異なっている。その他は、筆者のプレイした限りでは分からない。ただし、マウスが使えない事による操作性の低下と、致命的に近い程の思考速度の遅さがある(政略ターンでは数分待つほど)。他に、SAVEが一ヶ所しか出来ない上にターン始めでのみ実行可能だったりする。 筆者は、数年前にカセットのみ200円で買ったこの機種版により本格的にこのソフトにはまった。しかし、何故アスミックなのか、何故メガドライブなのか、謎が多いバージョンではある。ちなみに、黒田幸弘氏自身は全く関わっていないそうである。

 Windows版:最近「復刻版」の名前で発売された。多分オリジナル通り。実はPC98エミュだという説もある。ペンティアム200程度のマシンでは、かなりスピードが遅くなる場合もあるらしい。筆者も、当然発売直後に購入し、今回のリプレイに使用している。




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