写 真 館

昔に撮ったものから最近のものまで、

その時の気分で選んで載せていきます。


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写真を趣味と思ったことはあまりありませんが、子供の頃、家族旅行で自分用のカメラを持たせてもらって撮ってから、どこかに出かける時には持っていく習慣になっています。芸術作品を撮ろうとか、正確な記録を残そうというような目的ではないので、いつも気楽にカシャカシャと撮りまくっています。

写真を撮るという行為は、要するに自分が目にしてなにか感じたものがあった時に、残しておきたいと思うことから始まると思います。絵に描いて残す、言葉で想いを書き留めておく、音楽で印象を録音しておく…といった手段とはまた違った、客観的な部分の多い表現になるわけで、けれどそこが面白いんですね。

実際、目で見た時と写真とはイメージがすごく違います。視野とフレームの違いもありますが、そんなことよりも、見てない(目には写っていても意識していない)物が写っていること。そうした細部をよく眺めていると、自分が感じたことへの背景が浮かび上がったりもしてくるときがあります。

プロのフォトグラファーなどは、カメラテクニックに加えてそのあたりの瞬間的な観察眼も発達していて、自分のイメージをフィルム上に焼き付けられるのでしょうが、私はそこまでになりたいとは思っていません。

本格的な一眼レフも使いますが(父のお下がり)、この10年ほどはサムライが愛機となっていました。片手で撮れる、ハーフなのでフィルムの残りを気にせずに倍の枚数が撮れる、といったところが気に入っています。

そして最近、デジタルカメラを買いました。小さいので常時持ち歩ける、撮った枚数だけですぐにパソコンに取り込めるのがいいですね。ただ、フィルムの残りを気にせず撮りすぎてしまうと、後の処理がとても面倒ですが。

カメラは用途によって使い分けて、これからも写真ライフを楽しんでいきたいと思います。