Tranquilidad

日常の中に生を埋没させたい。あるいは日常すら存在しないその内側の世界へ。
2003年12月以降
伝奇小説が心に染み入る日々

本は何時だってエキサイティングだ

 

12/9

休憩中にタバコをすってたら、
なんかずいぶん見てない顔が、ひょっこりやってきて挨拶してきた。

半年振りぐらいにまた契約になった派遣の子で、
タバコすいながら話してたら、結構本の話ができる子だったのでびっくり。

つーか、本の話をできる奴がいることにびっくりするオンライン書店って何者よ?はぁ。

 

12/6

ラストサムライをチネチッタで見る。
13年ぶりに映画館で泣きました。
(ちなみに13年前の映画は「今を生きる」(苦笑))

これ系の物語には弱い。作り方も卑怯だったし。

多分、どこでやられたかは、俺を知ってて、これを見た人ならすぐわかると思う。
実際に泣かされたのは2箇所。やばかったのが一箇所。

物語は、西郷と大久保の物語を名前を変えて、判りやすくリライトした感じで、
アメリカから軍人が来る、というハリウッドのための設定を除けば、違和感無く映画を見ることができるはず。
それだけ除けは、ホントに失われた日本映画、といった感じ。

(ブラッドピットあたりをつかって、イギリス人とかの設定にしちゃえばもっとよかったのに)

とにかく渡辺謙がすごくよかった。
あの存在感と言いようの無い色気。

このキャスティングは本当に間違いじゃない。
ビッグネームの年寄りを連れてきていたら、あの色気と力強さは出てこない。
若手ではあの重みは出てこない。とにかく最高に格好いい。

真田広之がでしゃばらなかったのもエライ。
普段の二枚目半っぽさをちゃんと隠して、親父臭いなりをして、ちゃんと仕事してました。
あれがはしゃぐと全部ぶち壊しになる映画だったと思う。

アメリカで受け入れられるのかがちょっと不安だけれども、
俺にとっては良い映画でした。
とりあえず、金払ってみる価値は充分あり、だと思います。

しかし、ハリウッド映画ごときで泣いちまったのは不覚。
こういうときに限って女の子と一緒だったりして、弱み握られたような感じがすごく敗北感を煽ります。

ただ、言い訳がましい感じだけど、男が泣く映画。
現に隣のアベックも奥のアベックも、女の子は平気で、男が大泣きしてました。

トム・クルーズ?ああ、いましたよ。ちゃんと美形だったし。
 

 


 


 

12/5

最近、ギター熱が上昇中。

理由は簡単。担当版元に楽譜出版があって、
帰りがけに楽譜をもらって、

帰り道に、神保町でギター屋を見つけて、 絃を買って、チューナーも買ってきて、
休みの日には、ちょっとづつ、ギターを触る。

あいかわらず、へったクソなんだけど、やっぱり音楽って楽しい。

とりあえず、もらった楽譜集のなかから、「愛のテーマ」(ゴッドファーザー)を練習中。
うまくいったら、次は、「レフト・アローン」か。

ま、一ヵ月後にはさめてるだろうけど、今は、ギターがちょっと楽しい。 

 
 
 

12/1

会社の後輩から借りた「ロマンポルシェ」が、めちゃくちゃかっこいい。
とりあえず、学生時代に知ってたら、
オフィシャルTシャツとか、絶対買って、それで試合に出てました。

部屋で一人で聞いてたいんだけど、
親が怪訝な顔で部屋を覗き込んでいったりするのがたまに傷。
持ち出しにも向かないので、聞き場所に困るのだ。 

 

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