『BTOOOM!』 第02巻紹介


目の前で起こった惨劇に怯えてしまう坂本。
平もまた例外ではなかった。


近くにもう一つパラシュートは落下している。
あの中味はおそらく食料…。
ここはどうしても手に入れておきたいが、
それを取りに行く事は他の者との接触は避けられないという事でもある。


平と坂本は覚悟を決めトランク取りに向かった。


一方その頃、同じパラシュートを目撃し、その落下地点を目指す一行がいた。


3人は「少年」とその「父親」と「弁護士」だった。
少年は有名な連続殺人事件の犯人で、
その少年を弁護している弁護士と父親までがなぜかこの島につれて来られていた。


森の中で坂本たちは少年と鉢合わせになってしまう。
少年の足元には惨殺された死体が…。
一体何があったのか…。この少年のBIMの性能は…?
そしてこの少年の力は…?


少年は『BTOOOM!』経験者だった。
そのやり込みは尋常ではなく学校を休んで4日間も連続でプレイするほどだった。


少年は父親の暴力によって残忍かつ自己中心的に育っていた。

この『BTOOOM!』の世界そのまんまの状況に
自分の敵はいないと思いこみ自分の狂気を解放した。

そして坂本たちに牙をむく。


恐ろしいまでの『BTOOOM!』狂の少年と
『BTOOOM!』世界ランカーの坂本!
今、戦いの火蓋が切っておとされる!

自分を解放して戦いに挑む少年を相手に、
まだこの殺人ゲームそのものを否定する坂本はどう戦うのか?

以上が『BTOOOM!』の2巻の導入です。
2010年 1月9日発売!
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