カメラの積載
職業柄カメラの積載については良く聞かれるので...
単車に乗る以上は、その特性上どうしても避けられないコトがいくつかありますが、その一つに振動が上げられます。
カメラというのは、一応精密機器 ? (^^;)なので振動なんかは特に苦手としています。

自分の経験上でのハナシですが、単車に乗って振動が少ない所って何処かな ? と、
いろいろ思考したり実験したりしまして、そして一番振動が少ないのは自身の身に付けるとの結論に達したのでした。
自分が思うに、身体そのものが振動を吸収して、身に付けているモノにまでは振動が達しないのではないかと・・・
その次ぎに振動が少ないのが、タンクバックでした。

コンパクト&APSカメラ派
カメラを緩衝材で包んで、それごとタンクバック等に入れて運搬すれば大丈夫かと思います。


一眼レフ派
タンクバックの容量が許せば、上記の方法でも良いと思いますが、もしそうで無い人は
一眼レフ用のウエストバックが有りまして、カメラ本体とレンズ2本位のサイズが良いかと思います。


写真が趣味で、ツ-リングに行く方には上記のサイズでは機材が全部入らないとか
大は小を兼ねるという事で、大きい方が良いと思う方等いろいろあると思います。
それでは、何故上記位のサイズが良いかと言いますとウエストバックは常時腰に吊り下げている為、
加重がかかり過ぎるとツ-リング中に腰を痛めてしまう可能性があり、大きめ(重い)の物は
自分の経験上あまりおすすめではないのです。

昨今ではデジカメが普及していますが、自分が単車でデジカメを運んだ経験がない故
無責任な事は書けません。よって記述も出来ません。m(--)m

だったのですが・・・うちもデヂタル一眼を導入して三年程経ち、バイクで運んで大丈夫だったので記述します。


バイクでデジカメ積載 (2006/03/07追記)

フィルムカメラの件を上記していますが、今どれだけの人がフィルムを使ってるんでせう?
いやぁ〜今思えば、なんか世の中一気にデヂタルに移行してしまった感があります。
実際うちでも、35mmフィルムで撮影していたものに関しては、一部特種なレンズを除きほぼデヂタルに移行しています。

まずは、自分がバイク移動の祭の機材こんな感じです。
詳細は下記参照

1 : キャノンEOS10D+1Gメディア
2 : タムロンSP24-135F:3.5-5.6
3 : タムロンSP90F:2.8マクロ
4 : EOS10D用予備電池
5 : ストロボGN30+電池
6 : ストロボ用ディフュ-ザ-
7 : ストロボ予備電池
8 : ブロア-
9 : レンズ拭き
10 : 予備メディア1G
11 : PLフィルタ-

んで、いろいろ試してみましたが、携帯性と速写性を合わせ持つのは・・・上記にタンクバックの記述がありますが、
バイクを降りてすぐもって歩ける機動性も兼ねると結局、ウエストバックになってしまいました。
腰に当たる部分はクッション付きの方が長時間の着用には負担が少ないと思います。
後、フックがあるとバイク乗りにはなにかと便利ではないでしょうか。

バックの収納エリアはこんな感じで、機材を収納するとこんな感じになって実際、バイクに跨ががるとこんな感じになります。

カメラ本体ですが、自分が使っているのは630万画素のタイプで現代においては時代遅れかも・・・
レンズ構成ですが、昨今では立ち上がりが10mm台の高倍率ズ-ムが有ります。

自分の経験上でのハナシですが、北海道でも魚眼とか特殊な画角を必要としないなら
(自分の場合は、花とか虫とかの接写をやる関係上マクロレンズを入れていますが)
35mmフィルム換算で24mm〜200mm程度のレンズが一本あれば対象の80〜90%は撮影可能だと思います。
ツ-リストにとっては一本でまかなえるのでそちらの方が良いかも知れないですね。

自分も含め、バイク乗りってのはどうも天気が良い走りの方に熱中してしまう特性があるみたいなので
あぁ〜良い景色だなぁ〜と思っても停まらずに通り過ぎてしまう事がよくありせんか ?
これ読んでる、そこのアナタ ! うなずいてませんかぁ〜

かっ飛んでいたら一瞬で通り過ぎ、まっ良いか ! って事になり易いと思うので良い景色に出会ったら、
まずはスピ-ドダウン、そして停まる勇気 ? (笑)

でっ、停まったら良いアングル見つけて撮影っ !
個人的にウエストバックは、上蓋が自分の着用面に向かって反対方向に開くタイプの方がバイクの場合使い勝手が良い様に思います。
座ったままでも機材が取り出し易いですので撮影も容易です。

上記に、重量がかさむウエストバックは長時間の使用に向かないのでは ? と記述しましたが
自分の今の標準装備 (上記の) は重量だけだったら長時間の使用は向かないと思います。
では、どう解決したのか ?

横から見るとこんな感じなんですが、バイクに跨がっている間、腰は支えているのではなく位置がずれない様にしているだけで
実際の重量はバイク本体 (タンク)と足で支えている様な格好になり、長時間の使用が可能になりました。

まっ、結果的には、デヂカメだからといって特別な装備をしなくても従来のフィルムカメラと同等の事で大丈夫って事ですかねぇ〜

いきなりのロングツ-リングで実行するのではなく、何度か日帰りツ-リング等で本人の仕様に合う手段を煮詰めて欲しいと思います。
多少なりとも自分の経験が参考になれば幸いです。


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