火災から我が家を守る
(名古屋市消防局発行 名古屋の防災&防火より)

■ 万一火災が起きたら
自分で何もかもやろうとせず、まず、「火事だー!」と大きな声で叫び、近くの人に知らせることが大切です。
マンションやアパートでは、非常ベルを鳴らしてください。
119番通報や家族の避難など、周りの人に依頼すれば一人の負担が小さくなり効果的な活動ができます。

消火は早いほど効果的です。消火器や消火バケツなどの消火器具を使えばいっそう効果的ですが、消火用具がない場合は近くにある水をかけたり、分厚い服で火をたたいたり、毛布で火を覆って窒息させるなど身近な物を何でも活用してください。

火が天井まで広がったら、初期消火は困難です。安全な方法で避難してください。

煙の

速さ

  ●上方向に秒速35m

  ●横方向に秒速0.51m
    (人の歩く速さとほぼ同じ)

■ 119番通報
119番通報はあわてず落ち着いて通報することが大切です。
慌てず、119番通報ができるように、電話機の周りに住所などを書いたメモを張っておきましょう。
火事ですか、救急ですか?

場所はどこですか?

あなたのお名前は?

「火事です」または「救急」です

「こちらは・・区・・町・・番地・・マンション・・階・・号室です」

「私は・・・・です」

■ バケツ一杯の水があれば急場をしのげます

バケツ一杯で初期消火

立ち上がり面の火

●カーテン・ふすまなどの立ち上がり面は、上方から”水をまく” 気持ちで半円を描くようにかける。
床面の火

●床面が燃えているときは、火の中心からかけ始め、だんだんとまわりにかける。
木材の火

●板壁などの木材は消えた後も、念入りに数杯の水をかけておく。
●平面の火には、ふとんや毛布、水に濡らしたシーツを火にかけても効果があります。
 
■ 備えあれば憂いなし! 初期消火に必要な消火器
消火器を確認したことがありますか?

・取り扱い方法を知ってますか?
・箱に入ったままになってはいませんか?
・火をよく取り扱うところに置いてありますか?
・製造年月日を知ってますか?
・ホースが割れてはいませんか?
 底がさびてはいませんか?

左の図は一般的な「粉末消火器」についての図です。 粉末消火器は「普通火災」、「油火災」、「電気火災」 などすべての火災に対応することができます。
放射時間を確認して「取り扱い方法」を熟知しましょう!

消火器、防火バケツが備えてありますか?
平成14年震災訓練アンケート結果PDF File

■ 消火器の取り扱い方法   あわてない! ほうきで掃くように!

ピンを抜く

ホースを火元に向け、
レバーを握る

知ってますか?
町の中にもありますよ

■ 約45年前の「消火液」
約45年前には、こんな「消火液」があったんです。名古屋市消防局認定済証がついています。

(現在1本保存)