ホッカイダー2001 (その2)
8月1日(水曜日) 森の学校から知床へ
走行距離 230km
ヘルパーさんの見送りを受けながら「森の学校」を出発。釧路をめざす。
出発時は曇りだったが、暫く走ると...驚いたことに今日もまた晴れ間が見えだす。
途中の道の駅「しらぬか恋問(こいとい)」で豚丼をたべる。
昨日は帯広のぱんちょうの豚丼を逃したので、今日はどうしても食べるぞと決める。
店内は豚の照り焼きを作る煙でモウモウとしている。
他のテーブルでもみな豚丼のようだ。
高まる期待を裏切らず、凄い量の厚切り肉の乗ったどんぶりが供された。
照り焼のタレが旨い。
食べていると、中からも肉が出て来る。この1枚は店主のこだわりと見た。
店内の窓から見える太陽いっぱいの景色は、私達をわくわくさせるのだった。
この道の駅の売店では、エゾ鹿やトド、熊などの肉が売られていた。
なんだか見てはいけない物を見てしまった気がするのは、私だけだろうか。
釧路に向かって再度走り出す。
釧路駅から近い和商市場で勝手丼とさしみの盛り合わせを食べる。
つぶ貝、旬のさんま、裁いたばかりでコリコリしているイカ刺。
どれも選んでよかったと思う逸品揃い。
これらの刺身ねたは、ご飯には乗せず、刺身として食べるのがベスト。覚えておくといいだろう。
満腹になり、ここからはミルクロードと呼ばれる国道272号で中標津(なかしべつ)、標津を経由して海沿いを知床へ向かう。
今日の宿は半島の付け根にある、とほ宿「モシリバ」。
宿のオーナーが1年半掛けて建てたという手作りのログハウスだ。
中はきれいで清潔。
そして、夕食は知床名物の「ちゃんちゃん焼き」。
大きな”からふとます”のボリュームある半身に驚く。
これに野菜を加えて蒸し焼きにする。
2年前からずっとこれを食べたかった。
食後はいつものように、みんなでマッタリとした時間を楽しむ。
ああ、知床の短い夏、いいなあ。