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大雄山最乗寺


この旅は,東海道線小田原駅から大雄山線に乗って大雄山最乗寺 を訪問する小旅行で,最乗寺周辺の見事な杉木立を見ようというもの。

大雄山線の小田原発の時刻は,
毎時,0,12,24,36,48分の5本で待つ間もなく次が来てくれる。 駅では時刻表やパンフレットを入手しよう。
終点の大雄山駅まで20分を,田園の中をのんびりと進む。
大雄山駅の有る場所は関本。
関本は古来交通の要衝で,鎌倉期に湯坂道が開通する以前は,碓氷峠越え(明神ガ岳)、 足柄山越えの分岐点でもあった。

大雄山駅から最乗寺行きのバス時刻は次の通り。(午前中の分のみ掲載)
ただ、このバスは客が多いと増発便を出してくれる。

7時48
8時15,40
9時15,48
10時25,40,50
11時15,25,48
12時15,40

バスは,市街地を抜けると,すぐに狩川を渡る。 門前町の面影を残す細い道に入り,仁王門に着く。終点はもっと上。もし仁王門 /最乗寺間を歩きたいなら,下り道のほうが楽なので、ここでは下車しないで帰路に譲ろう。

最乗寺の杉木立

最乗寺境内の杉木立 終点には、2〜3軒の土産物屋が並ぶ。
歩き始めると,杉の木立に息を飲む。バスの中から見た以上に立派な杉木立だ。 樹齢数百年で,ともかく見事。天然記念物に指定されたのもうなずける。

中央の石段を登っても,左側のだらだら坂を登っても,同了寺はすぐだ。

手前の階段を登ると正面が書院、右手が庫裡。左側山の上に本堂がそびえている。 寺の規模は大きく,境内は良く手入れされている。

本堂から左側,階段の上にやはり山を背にして御真殿。中には天狗の像が2体 あって本尊をお守りしている。

御真殿と高下駄

最乗寺御真殿脇の高下駄

建物の外には大きな金属製の高下駄がある。

奥の院の同了尊は更に先。最後の直線216段という階段がきつい。
寺全体で714段の階段とか。
同了尊から,2時間あまりで明神ヶ岳(1189M)に至る登山道は,一部分は古道「碓氷道」 と同じであろう。ロマンあふれる話だが今回は同了尊まで。
(「箱根道ルートの変遷」の概念図は日帰りの旅「足柄古道」、「明神ヶ岳」、「湯坂道下り」に掲載しています。興味のあるかたはどうぞ。)
湯坂道下りに進む。

帰路は,仁王門まで歩く。6月〜7月はアジサイの季節で,3キロの間に 1万本植えられているという。
仁王門まで歩く途中、「足柄森林公園・丸太の森」に立ち寄り、仁王門を バイパスして飯沢(狩川を渡ったところ)に出る道は最近人気のあるハイ キングコースである。

玉宝寺本堂(この中に五百羅漢がある)

玉宝寺本堂

大雄山駅から小田原までの電車も12分間隔。
途中,五百羅漢駅から3分の天桂山玉宝寺には是非立ち寄りたい。本堂の ご本尊の回りに,木彫の一尺前後の五百羅漢が見事に安置されている。 住職に一声掛けると,二つ返事でOKが出る。


問い合わせ先
伊豆箱根鉄道・小田原案内所 0465-22-3166
小田原市・観光課 0465-33-1521
小田原市観光協会 0465-22-5002
伊豆箱根鉄道・大雄山駅 0465-74-2058
あしがら観光協会 0465-83-5111

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