Home日帰りの旅目次 >伊東温泉七福神巡り 10

伊東温泉七福神巡り 2010


伊東には三種類の七福神巡りがある。
先ず、共同浴場の 「湯巡り七福神」があり、「寺社の七福神巡り」があり、もう一つ アーケード通りの 「お湯掛け七福神」がある。
このページの七福神巡りは寺社の七福神巡りで今年は3回目になる。

ところで、各寺社でスタンプを押すとき毎回思うのだが、スタンプ台のインクは枯れ、スタンプの突起も減っていて良く写らないものになっていた。
観光協会などが毎春新調したらどうだろうか?。たいそうなお金が掛かるとは思えないのだが・・・。

2010年の正月も、初温泉は伊東で過ごし、三年続きの新春伊東温泉七福神巡りをした。

伊東温泉の七福神は温泉街中心に六カ所の寺院神社と郊外に一カ所の寺院に祀られており、郊外の一カ寺をのぞいて徒歩で巡ることが出来る。

(伊東の七福神のスタンプ 2010)
伊東の七福神2010


スタンプを押す台紙と地図は伊東駅前の伊東市観光案内所で入手出来る。
地図については「伊東温泉 GUIDE MAP」もあわせて観光案内所でもらうと歩いても迷わないほど良くできている。

また、伊東市郊外の林泉寺(福禄寿)に路線バスで行くのであれば東海バスの時刻表も合わせて入手すると心強い。

特急踊り子号で伊東に着いて、荷物をコインロッカーに入れ地図や七福神巡りのスタンプ帳を入手して、荻方面行きの東海バス時刻表を見たら11時の荻循環が出る寸前だった。

● 福禄寿 林泉寺

福禄寿の林泉寺は伊東市の郊外の荻(おぎ)という場所にある。
伊東駅前のバス乗り場5番から荻方面行き(かどの球場、荻循環、十足行きなど)に乗る。
およそ20分ほどで着くとバス停の前が林泉寺。
境内に入ると、六地蔵が目を引き、見事な藤棚がある。
福禄寿は本堂の中で、勝手に上がり込んでお参りする。

このお寺の巡拝は、急ぐと、帰りのバスが今乗ってきたバスで戻れるので大あわてで県道に引き返す。

(林泉寺扁額)
(福禄寿)
(伊東駅に戻るバス)
林泉寺扁額
福禄寿
伊東駅に戻るバス

伊東市街地に戻るバスも林泉寺の前から反対方向に乗る。

運良く間に合って、12時には伊東駅前に戻った。

このページのTop

● 弁財天 松月院

弁天様の松月院は伊東駅の裏山にある。

伊東駅前から宇佐美駅方向に戻り、ガードをくぐると突き当たりの三叉路に案内板が見え、坂を上ると松月院である。

弁天堂は本堂の左側にあり、石段を数段上る。

昨年まで気がつかなかったのだが、弁天堂には鍵がかかっていない。で、正面の戸を引き開けて中の弁天様を直接拝むことが出来た。

(松月院本堂)
(弁天堂)
(弁財天)
松月院本堂
弁天堂
弁財天

小高い松月院は見晴らしも良い。
伊東の海は波が荒く、波頭が白く光っていた。

(松月院から伊東の海)
松月院から伊東の海


このページのTop

■ 森安商店(花鰹製造販売)

松月院から伊東駅に戻る途中、線路沿いの道で花鰹の製造している店が目についた。
森安商店という店で、「めずらしい、おいしい、かつおせんべい入荷しました。」という張り紙に目を引かれて入ってみると老婦人が店番をしており、いろいろと話しているうちに、ひろさんの地元の福祉法人理事長で孫が通っていた保育園長を老婦人がよくご存じだと言うことがわかり話が弾んだ。

(森安商店)
(かつおせんべい)
(できたて花鰹)
森安商店
かつおせんべい
花鰹

伊東駅のそばの江戸屋で昼食となった。

このページのTop

■ 昼食は駅前の江戸屋

江戸屋は富士宮に本店がある焼き立てパンの店で、串田孫市のイラスト食器で名高い?。
パンの他にもスパゲッティが逸品で、結構混むお店である。

今回は家人が定食、ひろさんが店頭のパンと小の生ビールということになった。

(定食はナポリタン ¥890)
(ビールとパン ¥830)
定食
ビールとパン

(江戸屋入り口)
(店内)
江戸屋入り口
店内


毎度のことながら串田孫一の絵が懐かしい。

(串田孫一の絵)
串田孫一の絵


食事が終わって七福神巡りを再開した。

このページのTop

● 大黒天神 朝光寺

伊東駅からタクシーに乗った。
ほんの一区間の乗車で朝光寺の墓地側に着いた。
朝光寺は山の上にあるので、タクシーで上ると非常に楽だ。
(朝光寺扁額)
(大黒天)
大黒天は本堂の隣の七面堂(旧本堂)に祀られている。
十七センチの木彫りの大黒様。

境内のアロエの花がきれいだった。
朝光寺本堂
大黒天

お参りが済んだ後は山門前の長い石段を下った。

平地に下り、いずみ荘の脇から西小学校の横を通り、西小学校正面から通学橋を渡って寿老人を祀る最誓寺まで歩く。約20分。

このページのTop

● 寿老神 最誓寺

最誓寺は音無神社の前にあり、国道135号にも近い。

(最誓寺扁額)
(寿老神)
最誓寺はかなり古い創建で、境内の樹齢600年と言われる大ソテツは伊東市の天然記念物。
寿老神は本堂右側の庫裡の中にある。
誰も居ないようなので勝手に庫裡に入りお参りする。
最誓寺扁額
寿老神

最誓寺からは瓶山(かめやま)の麓にある東林寺まで歩く。
10分〜15分ぐらいの距離だが、途中の葛見神社の巨木の大楠の木は必見の天然記念物だ。

このページのTop

葛見神社の大クスノキ

一年ぶりに葛見神社の大クスノキに再会した。
大クスノキは健在だった。

(葛見神社の大樟の木)
葛見神社の大クスノキ

銘板に曰く、
目通幹回15M、幹の下部は一大空洞であ
るものの幹勢は旺盛で樟の巨樹として代表的なものである

    注意
一、柵内に立ち入らない事
一、濫に火気をを用いない事
一、枝葉を伐採しない事
一、根幹を損傷しない事

          昭和十年三月十日
                文部省


葛見神社の脇を瓶山方面に折れると瓶山の麓に東林寺。

このページのTop

● 布袋尊 東林寺

(東林寺扁額)
(布袋尊のお堂)
東林寺の布袋尊のお堂は東林寺の本堂の右側。
布袋尊は格子戸にはばまれ拝見することは出来ず、格子戸に写真が貼ってあって、それを拝見する。
東林寺は伊豆の国押領使、伊東次郎祐親以来の伊東家の菩提寺とのこと。
東林寺扁額
東林寺の布袋尊のお堂

東林寺から来た道を戻り、葛見神社の前を直進、国道135号まで若干の坂道を上る。
ぐり茶の杉山の配送センターや本社工場を過ぎると国道。
ここで運良く空きタクシーが居たので仏現寺に向かう。

このページのTop

● 毘沙門天王 仏現寺

仏現寺までは、伊東市役所の前を通りほんの数分で到着した。

仏現寺では新春祝祷会の立て看板があり、本堂内も人手が多い。
山門を新設したのか立派な門が目を惹いた。

ここでも勝手に上がり込んで、本堂内の毘沙門様をお参りする。

(仏現寺扁額)
(毘沙門天)
仏現寺扁額
毘沙門天

待っていてもらったタクシーで新井神社へ足を伸ばす。

このページのTop

● 恵比寿神 新井神社

(新井神社扁額)
(新井神社)
恵比寿様の新井神社は仏現寺の脇の坂を下って右折し、伊東漁港の先に行ったところ。
新井神社の恵比寿様は像のありかがわからない。
蛭子神を祀っているのでご神体が恵比寿様なのだろうか?
新井神社扁額
新井神社

石段の下で待っていてくれたタクシーに乗って伊東駅に戻った。

午後3時を少しまわったところなので、昼食を含めておよそ4時間が経過したことになる。

このページのTop

伊東駅から徒歩で今日の宿の伊東園ホテルに行く。

● 伊東園ホテルのバイキングは一段と進化

伊東園ホテルは、ホテルの価格破壊を成し遂げたこの業界の勇で、主に関東以北で数多くのホテルを運営している。

徹底的に人件費を削りほとんどセルフサービスで、年間いつでも(休前日も含めて)¥7800というのが売り。
人件費を減らすため、布団はあらかじめ部屋に敷いてあり、食事は朝夕ともバイキングとなっている。

伊東園ホテルの温泉はすでに何回も紹介しているが、今回驚いたのはバイキングの方法が進化したこと。

その一つは、小皿の大きさに区分けされたトレイ(お盆)が採用されたこと。
今まで、平板なトレイ(お盆)に皿をのせてその皿に料理を取る方式だったが、皿が無い分取りやすく、料理も多めに取らないという時間短縮と料理の食べ残しを無くす一挙両得を進めた点。

(伊東園ホテルのトレイ)
伊東園ホテルのトレイ

もう一つは、生ビールや日本酒、サワー、焼酎などが飲み放題になったこと。
今まで、アルコールのオーダーを受けるのに人手がかかっていたが、今回からセルフサービス方式で自分で取りに行く事になってこれも人手と食事時間の短縮につながる事になる。
団体客が少なく、老人の夫婦連れか若い子供連れの客が多いので、アルコールを沢山飲む客は極く少ないと観察した。

(実際のトレイの例1)
(実際のトレイの例2)
実際のトレイの例1
実際のトレイの例2

このページのTop

● 第二日目

正月寒波で寒かったので毎朝行う散歩は省略した。
通常なら、漁港あたりまで行くのだが、起き抜けに温泉に入っただけだった。

朝食も昨日のトレイは有効だった。
実際の朝食を以下に掲げる。

(伊東園ホテルの朝食)
伊東園ホテルの朝食


日帰りの旅のつもりなので今日はもうやることがない。
で、早めに鎌倉に戻ることになった。
午前中の踊り子号は空いていた。

このページのTop



(若干の情報)
場所電話
江戸屋(伊東店)
0557-37-4647
お湯掛け七福神
 


日帰りの旅目次Next 伊東のお湯掛け七福神09
Homeに戻る。