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喜連川温泉2009年の8月〜9月に、JR東日本は「ツーデーズパス」という割引切符を発売した。 二日間通用の中距離フリー切符で、東北本線なら郡山経由会津若松までが範囲に入り、さらに乗り継いで会津鉄道などが利用可能という。 中央本線は下諏訪まで利用可能だったので下諏訪まで一泊旅行をし、次に喜連川温泉に日帰り旅行をした。 この旅行は、三カ所の公衆浴場を廻ったら現地滞在時間が過ぎてしまいそうになり、喜連川の町並みまで見て回る時間がなかった。 大船発 7:18 の湘南新宿ラインは宇都宮乗り換えで氏家着が 10:12 。 バス便が無く、タクシーで喜連川温泉着が 10:30。 タクシーは街道を離れて山に入り、喜連川城温泉に着く。 山の上の広場に見晴らし塔(スカイタワー)と足湯とお城を模した喜連川城温泉があるだけの場所。 ここは桜の名所という。 ● 喜連川城温泉温泉はさくら市の市営で、合併前の喜連川町の時代に町営温泉だったという。 強烈なアブラ臭と若干の硫黄臭のする褐色の温泉は濃厚で、ぬるすべ感が強い。 市営の公衆浴場としては抜群の湯浴みができる。 このページのTop ● 喜連川温泉・元湯喜連川温泉元湯は、最初に喜連川温泉が見つかった場所で、喜連川城温泉にもお湯を供給しているという。徒歩では、喜連川城温泉の源泉タンクの脇からジグザグ道を下る。 山道を下りきった場所に蓮光院という曹洞宗の禅寺があり、その前に喜連川温泉・元湯があった。 大きな屋根をもった和風の建物で、やはり市営の公衆浴場。 内湯は二つの浴槽があり、野球のホームベース型をした大きな浴槽は10〜15人ほどが入れそう。 円形の浴槽は5〜6人位か?。 この他に、露天風呂もあり、市営の公衆浴場としてはかなり豪勢で、大きな浴場の方は一部時間帯をのぞいて源泉掛け流しとある。 脱衣場も広くて清潔。浴感は喜連川城温泉と同じようなぬるすべ感があり、若干のアブラ臭と硫黄臭。 内湯に入っていた人は休日の度に訪れるといっていた。 このページのTop ● 喜連川温泉・露天風呂帰りの時間を勘案して露天風呂までタクシーで行くことにした。距離はわからないが、遠い場合に途中で立ち往生するかも知れないと思った。 元湯の受付で呼んでもらった。 お丸山公園を迂回し喜連川本町を右折し川を渡った先まで走って露天風呂に着いた。 やはり歩いたら並大抵の距離ではなかった。 管理棟と脱衣場のある建物はログハウスで、脱衣場はやや狭いが、露天風呂は結構広かった。 14〜15人ほどが入場していたが、周辺のベンチや洗い場に分散して、露天風呂に入っている人は5人程だった。 露天風呂は露天風呂としてはかなり熱め。 41〜42度程度だろうか。 どうも地元では熱い露天風呂として有名らしい。 源泉は元湯とは違うが泉質は似ており、アブラ臭と薄い茶褐色、浴感などが同じである。 このページのTop ● 喜連川温泉・温泉自動販売機露天風呂を出て川沿いの道の方に歩いたら、右手に温泉の自販機があった。10円のコインと100円のコインが使える。 販売料金は、10リットル=10円、100リットル=100円とあった。 川沿いの道を歩き、右折して喜連川の町に向かった。 途中、東野バスの日野町バス停があり、12時37分の東武宇都宮行きのバスが見つかった。 丁度間に合った感じだった。 バスは程なく来たので所定のバスではなかったが乗った。 氏家駅発 13:09 の東北線宇都宮行きに間に合い、宇都宮発 13:39 の湘南新宿ラインに乗り継ぐことができ、大船着は 16:05 だった。 帰りの電車のシュミレーションをしており、宇都宮−東京 間の東北新幹線自由席切符を購入していたが大船駅で払い戻しをしてもらった。 結局、喜連川の町並みは見ることができず次回回しとなった。 喜連川温泉の純良なお湯が嬉しい旅だった。 このページで紹介した共同浴場は、当ホームページの「全国共同浴場巡り」で詳細に報告しています。 「全国共同浴場巡り」へ このページのTop |