ひろさんのたわ言(28)


砥部焼

(陶磁器ついでにもう少し・・・)

愛媛県・松山の郊外「砥部町」には
砥部焼の窯元がおよそ100軒ほどある。
砥部焼は、地元の道後温泉や松山の土産物
として販売されているが有田や瀬戸のように
全国区の磁器ではない。

ひろさんは、ひょんな事から、砥部焼の窯元
大西光さんと知己を得ることになり、
砥部焼が生活の器になった。
砥部焼はリーズナブルな価格で、
やや厚味のある滑らかな肌が特徴。
家人は落としても割れにくいと評価している。

壺

大西さんの作品に最初に出会ったのは、
妹さんが経営する徳島のギャラリーで、
およそ25年ほど前のこと。
そのとき買い求めたのが上記の壺で、
うすい釉薬が特徴的だったが、爾来大西さんの作品は
釉薬が変わっても壺の安定感は変わっていない?。


(深鉢・8寸)
三点セット
(皿5寸、小鉢4寸、一輪挿し)

次の出会いが15年前。
友人の奥さんの香典返しに深鉢を頂いた(上の左側)。
菊の模様で、わずかに青い白磁の鉢だが何となく淋しい。

その次は、遍路の折り大西窯を訪問して購入したもの(上の右側)。
(それ以降でも、もう6年のつきあいになる)

このシリーズは、釉薬にチタンを混ぜたとかで、
淡い茶色が特徴で、砥部焼には無い色だがひろさん大のお気に入り。

(深鉢・8寸)
(皿・5寸)

上の磁器は、極くうすい青の白磁。模様が葡萄のシリーズで、
特に皿はいろいろの用途に使える。

(皿のセット・8寸と5寸)
(皿・5寸)

この皿は今年買い求めたもので、砥部焼伝統の模様?
道後温泉の土産物屋さんではこの手の模様が多い。

次回は、大西陶芸の作陶風景でも報告しましょうか・・・。


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