ひろさんのたわ言(27)


NEW TOKYO
ビール祭りの絵皿(2)

ニュートーキョーのビール祭りの絵皿紹介その2。
生ビールの中ジョッキが100円で、中ジョッキを
1杯飲むと1枚もらえたのがこのビール祭り。

ひろさん宅にはなんとこの絵皿が22枚も残っている。
今回の写真はその第2弾。

杉本健吉は2枚しか残っていないが、
ニュートーキョーの原画を見ると、
河童の絵の「酔中天国」はかなり長い間
使った記憶がある。

(杉本健吉・酒買観音)
(昭和38年)
(杉本健吉・羽衣天女)
(昭和43年)


小磯良平はこの2枚しか記憶にないので、
この時期は、ビール祭りどころでは無かったのかも知れない。

(小磯良平・ぶどう)
(昭和39年)
(小磯良平・白川女)
(昭和43年)


梅原龍三郎はもっと沢山あったのだが、
奔放な色遣いが気に入って、しょっちゅう使っていたのか
残っているのはこの2枚になってしまった。

(梅原龍三郎・紅葉)
(昭和42年)
(梅原龍三郎・百合)
(昭和42年)

残っている2枚も、絵のいたみが激しい。
色遣いが奔放な梅原の絵皿を愛用していたのであろうか。

4月の新聞に、テレビの「何でも鑑定団」の番組で、
高額鑑定のランキングが出ていたが、
これらの全原画の鑑定価格が何と数千万円で、
ランキングも5位か6位と出ていた。

絵皿の全セットで美品ならどんな鑑定が出るのだろうか。


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