伊豆稲取の・雛のつるし飾り早春の稲取はピンク一色に染まる。というのは、温泉の客引きもかねて、 この地方に伝わる 「つるし飾り」を一斉に展示するからだ。 「つるし飾り」とは、雛段の廻りにつるして飾る手作りの ぬいぐるみで、絹のはぎれと綿が材料。 「桃」、「ふくろう」、「巾着」、「三角」、「さる」、「うさぎ」など、 40種類以上もあるそうだ。 ![]() ![]() ![]() 古い雛の展示は数カ所しかないが、商店街が こぞって協賛し、 つるし飾りを吊して町を盛り上げている。 商店の数は100店舗を超え、商店の門口に 「つるし雛飾り・協賛」のピンクの幟がなんともなまめかしい。 お雛さまの展示をしている旧家は一軒だけで、 写真撮影禁止。 公共の展示場も写真撮影禁止。 しかし、撮影OKの展示場もあり、また、商店の 「協賛組」は撮影大歓迎だった。 お雛さまの表情はどれもおだやかで、巷の商業主義 とは無縁の気高さがあった。 (詳細は「ひろさんの旅枕」・日帰りの旅・伊豆稲取の項をご覧下さい) ひろさんの旅枕・日帰りの旅へリンク |