ひろさんのたわ言(3)

「ヤローズ」または「野郎s」

(3月9日)

1月になって、鎌倉市に「男性ボランティア・ヤローズ」という ボランティアグループが誕生した。
男手が必要な方に男手を差し伸べようという趣旨で、20名足らずの ボランティアが結集した。
退職サラリーマンが中心だが、現役も何人か居て、自分の得意技 で社会貢献しようというもの。

身障者・児の街頭進出の支援とか、住宅の簡単な補修、障子貼り、ふすま張り、庭仕事などが主なメニュー

住宅案件、庭仕事などは一方で業者の業務と競合するし、 また鎌倉シルバー人材センターともぶつかり、ヤローズのアイデン ティティの確立に苦慮した。

ボランティア活動に趣味の要素も入れようと、ヤローズのメニューに「パソコン・インターネット指導」と書いたところ、千客万来。

最初、身障者のパソコン個人指南案件が舞い込み、次に 福祉施設のパソコン利用案件が2件ほど舞い込んだ。

鎌倉には、いろいろの福祉施設があるが、多くは小規模なもので、パソコンの寄付を受けても使い道が解らないとか、職員が使いこなせないというのが実状。

一方、ヤローズ側では4〜5人がパソコンを使いこなすが、エクセルとか ワードとか名指しで教えてほしいといわれると、ちょっとシリ込み してしまうのが現状で、電源のオン、オフ、ソフトの立ち上げまでは 調子よく話せるが、その後どういうふうに展開するか、不安がないでもない。

ところで、先に、紫陽花の例会で、解体と再組立で皆様にお目見えした、例の 千円パソコンは、66歳の身障者のお宅で、キー操作の練習の 実機として、3度目(?)のお勤めの最中である。


たわ言(前回の分)