ひろさんのたわ言(10)

素心蘭

4月に植え替えた素心蘭が8月の末から9月半ばにかけて、次々に花を付けた。
一茎に3つの花を付けるのが大半で、2花と4花が若干あった。
11鉢中8鉢の出来で、例年より多少成績が良い。

この花の良さは、地味な色合いもさることながら、香りの良さ。
顔を近づけても匂わないが、遠く離れると甘い品の良い香りがただよってくる。

特に夜中に階段を伝わって二階の部屋が良い香りにつつまれる。
残暑の厳しかった今年の夏は、素心蘭の香りにつつまれて、夜中に読書が進んだ。




にら

ニラの花が好きだ。
9月に咲く。花をほっておくとすぐタネになって、翌年やたらと生えてくる。
新鮮な葉をとって食べようとトライするが、自宅の猫額で採れたものはどうも強くて、八百屋で買うモノにはかなわない。
茎も同様で、自宅のニラの茎はどうも食べにくい。

ただ、花は、初秋の風物詩で、一文字セセリがたかっていたりすると秋を感じる。



たわ言(前回の分)