車を利用し、半日の予定で双橋溝(谷)へ向かう。入口は狭く高い峡谷であるが、奥は大きく開けた森林帯と草原、湿原が交錯した渓谷で、五色山、尖山子、老鷹岩、牛心山といった4,500メートル級の山水画的な岩峰や険峰が続く。人参果坪3500メートルは、ピンクのサクラソウに限りなく埋めつくされた大湿原で、長靴がほしいミニ尾瀬である。