@短編小説「瞳」@ あれは確か、生暖かい風が吹く8月の夕方。 私は見てしまった、ヒグラシの鳴き声とともに私の目に飛び込んできたのは、樹齢100年もあろうかという大樹。 そして、悲しみを漂わせた人の姿だった。そうマネキンの様に無表情、しかしどこか地獄、絶望、挫折の瞬間が瞳に映っていた、ような気がした。怖かった。そして私は死んだ、この人と同じように、恐らく私の瞳にもあの瞬間が映っているのだろう・・・。(終) |
現在までの捜査協力プロファイラーによる推理は次のようになっている:
プロファイラー名 | 犯人の性別 | 犯人の年齢 | 犯人の職業 | 以上の推理の理由および他に読みとれること |
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Coさん |
男 | 樹齢300年くらい?くらい | 桜の精ってバレバレだったなぁ | 「季節を抱きしめて」の悲恋桜? 麻由?彼女は私の心の中で今も一緒にいるよ…。 それが二人にとってベターだったんだ。 |
みえみえさん |
女 | 18くらい | 大学生 | ヤオイまんがばっかり読んでいる。 |
もpさん |
男 | 23くらい | 売人 | もうくれえよ。電車が混むじゃねえか、ったくよお。 |
Rayさん |
女 | 24くらい | 会社を辞めたがっているOL | バブルがはじけたが、親のコネでなんとか入社することができた名前ばかりは一流の企業。 しかし、あまりに単調な、お茶くみとお使いの生活にほとほと嫌気がさしている。 が、コネで入ったのでひょいっと辞める事もできず、寿退社を夢見ながら日々生活している。 |
ぶぶーさん |
男 | 50くらい | 植木屋 | そんな古い木のまわりを普通の人がうろうろしてたら、すごいあやしいので、植木屋が仕事の片手間にちょいっと人を殺して、あらよっと木から吊るしたとしか考えられない。この小説恐いっすね。おしっこちびっちゃった。 |
性別:男 年齢:不明 出身地:不明 現在の居住地:不明 職業:作家
自分自身についての犯人の供述:
短編小説いかがでしたか?残念ながら絵は上手くありません。また書きにきますのでよろしく。