これが犯人が残した絵と文章(題名:「僕の私の想い出」)だ!

あなたはA地点に向かっていますが、途中で二股の分かれ道に差し掛かり、どちらに行っていいのかわからず途方に暮れていました。そこに「必ず本当の事を言う正直警官」と「必ず嘘をつく偽警官」が現れました。
この両者の見分けは全くつかないのですが、ここで問題。

「あなたにはどちらか一方の警官に一度だけ質問が出来ます。どんな質問をすればA地点にたどり着けるでしょうか?」

現在までの捜査協力プロファイラーによる推理は次のようになっている:


プロファイラー名 犯人の性別 犯人の年齢 犯人の職業 以上の推理の理由および他に読みとれること
melmaさん
20くらい 大学生 私の頭ではよくわかりません。たぶん質問だけでは二股の分かれ道から正しい一方を選択することは不可能ぽい。
にわさん
17くらい 高校生? 「もう一人の警官はどちらがA地点だと教えると思いますか?」と聞くとどちらもA地点では無いほうを教えるはずなのでその逆を行く。で良いのか?もっと簡単に聞けるかなぁ?
的丸さん
16くらい 学生 これは聞いた事がある。正直村と嘘つき村みたいなやつで、これって、へ理屈だけど、けっこう、あらがあったりしますよね?たしか・・・。
tak.takさん
18くらい 論理 にわさんの答えでいいと思いますが。また問題ブームが.......
アクセク・ズロースさん
17くらい 高校生 今、にわさんの回答をじっくり考えるのに必死であります。頭を使いますね。他の答えはあるんでしょうか?とりあえずプロファイル。

以上、5 人がプロファイリング捜査に参加してくれた。

そして事件は解決した

 犯人は観念し、自ら出頭した。以下は供述をもとにした捜査資料からの抜粋である。

名前:卍老

性別: 年齢:18 出身地:東京 現在の居住地:東京 職業:高校生

自分自身についての犯人の供述:

答え
「もう一人の警官にA地点への道を聞いてきてください」

もし質問した警官が正直警官だったら、彼は偽警官に嘘の道を教えられてそれを貴方に伝え、偽警官だったら正直警官の示す逆の道を貴方に伝えるはず。
だから質問した警官の示す逆の道を進めば貴方はA地点へたどり着けるはず。
ややこい話ですわ。


 事件が解決してみるとなんとなくもの哀しさのようなものを感じないでもない。

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