これが犯人が残した絵と文章(題名:「僕の私の想い出」)だ!

サベローニの問題

3人の囚人A,B,Cがいた。そのうち2人は処刑されることになっていた。
Bは、誰が処刑されるか知っている看守に、誰が処刑されるのかたずねた。
看守はAが処刑されると言った。
看守に聞く前、Bが殺される確率は3分の2。
看守に聞いた後、Bが殺される確率は2分の1。
Bは確率が減ったと、喜んで良いのだろうか?

っていう問題なんだけど、サッパリ本当の確率がわからない。
誰か助けて下さい。

現在までの捜査協力プロファイラーによる推理は次のようになっている:


プロファイラー名 犯人の性別 犯人の年齢 犯人の職業 以上の推理の理由および他に読みとれること
犯人さんさん
**くらい *** Bは看守に「AかCのどちらが殺されるのか」をたずねた    です。すいません。
的丸さん
17くらい 学生 ほー、なるほどねぇー。 たしかに、数字的には確率が減った様に見える。でも、Bの、その質問の答えは必ず1人がでるんだから、あたりまえなんだよね。Bは死ぬか死なないかが気になるので、相方がAと死ぬかCと死ぬかはどうでもいいんだから、はじめから確率は死ぬ死なないの1/2って事だよね。だから喜ぶのはおかしいのかな?
にわさん
21くらい 大学生 それは1/2になると思いますよ。解法、手順1:逆にAが処刑されないとわかればBの処刑の確率は1になるわけで、Aが処刑されるかどうかわかることでBから見たBの処刑の確率が変わるのは確か。手順2:仮に「看守からAが処刑されると聞く」を「Aが先に処刑される」とする。このときこの2文の意味合いは同じである。よって残ったB、Cのどちらかが処刑される場合に置き換わりBが処刑される確率は1/2である。で良いのか?看守にAの処刑の有無を聞くことはBの処刑の確率に影響しないというのは「囚人のジレンマ」の例外にあったような気がしますが、この例は自信無い。tak.tak.さんとか詳しそう・・。
松徳さん
21くらい 大学生 聞く前も聞いた後も変わらず2/3のまま。/ 聞く前は/ 一.AとBが処刑される 確率1/3 死/ 二.BとCが処刑される 確率1/3 死/ 三.AとCが処刑される 確率1/3 生/ の3通りがある。/ / ここでだれが処刑されるか聞くと、/ Bが処刑されない場合は 看守の答えは二通りに分かれるけれど、/ Bが処刑される場合は 看守の答えは一通りしかありえない、/ というのがポイント。/ / 聞いた後は/ 1.AとBが処刑される&看守の答えはA 確率1/3 死/ 2.BとCが処刑される&看守の答えはC 確率1/3 死/ 3.AとCが処刑される&看守の答えはA 確率1/6 生/ 4.AとCが処刑される&看守の答えはC 確率1/6 生/ の4通り。/ / 看守の答えがAだったので、 実際にありうるのは「1」と「3」。/ しかし、「1」が起こる確率は1/3なのに対し、 「3」が起こる確率は1/6。/ つまり、死ぬ率と生き延びる率の比は あいかわらず2:1のまま。/ 処刑される確率はあいかわらず2/3のままなのである。/ がっかり。
tak.takさん
21くらい 数学 にわさんにそんなこといわれても私は自信ありませんがたぶん松徳さんの答えでいいと思います。それにこういう問題はたいてい答えが好ましい方へはいかないしね。

以上、5 人がプロファイリング捜査に参加してくれた。

そして事件は解決した

 犯人は観念し、自ら出頭した。以下は供述をもとにした捜査資料からの抜粋である。

名前:みちち

性別: 年齢:16 出身地:トーキョ 現在の居住地:シズオカ 職業:みちち

自分自身についての犯人の供述:

不思議だぁ。


 事件が解決してみるとなんとなくもの哀しさのようなものを感じないでもない。

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