Case301

これが犯人が残した絵と文章(題名:「僕の私の想い出」)だ!

５年前に死んだ私の文鳥です。名前は「ピータン」といいます。彼とは１０年前に出会い、苦楽を共にしてきました。阪神の優勝を共に喜んだのが一番の思い出です。

現在までの捜査協力プロファイラーによる推理は次のようになっている：

プロファイラー名	犯人の性別	犯人の年齢	犯人の職業	以上の推理の理由および他に読みとれること
キムラさん	女	32くらい	OL	ビール好き
てらもとさん E-mail	女	20くらい	学生	とりあえず、雷鳥と文鳥を間違えるぐらいのお茶目さんらしい。また、阪神が優勝したのは1985年。実は阪神が優勝したころまだ幼かった、さもなくば計算が苦手。
リンダリンダさん	女	１７くらい	本屋の、立ち読み客を見つけたらはたきをかけてくるおばあさんの孫のはずだったが、親が離婚する時に実は自分が橋の下で拾われたという事を聞いて大ショック！！していたところを盗み聞きしていた近所の小学生のお姉さんのストーカーを捕まえた警官の娘	警官の娘だから、正義感が強いのでしょう。
山本悠爾さん E-mail	女	20くらい	りんご	僕も文鳥を飼っていました。死んだ時は、すごく悲しかったです。だからあなたの気持ちがよ～くわかります。・・・・う・・・・・・ぐすっ・・・・ぐすっ・・・（涙ぽろぽろ）
霜さんさん	女	６６62くらい	執蛇漆失販蝿快	っぽいから

以上、5 人がプロファイリング捜査に参加してくれた。

　犯人は観念し、自ら出頭した。以下は供述をもとにした捜査資料からの抜粋である。

名前：マンモス西

性別：男年齢：22 出身地：福井県 現在の居住地：大阪府 職業：無職

自分自身についての犯人の供述：

私はただいま職を探している者です。仕事もない、お金もない苦労しています。ピータンとの楽しかった思い出が心の支えです。

事件が解決してみるとなんとなくもの哀しさのようなものを感じないでもない。