これが犯人が残した絵と文章(題名:「僕の私の想い出」)だ!

そぐわないコンテストに出たら今日は優勝確実。カメラ、リュック、耳が隠れる帽子、オーバーオール、サングラス、手袋、自転車。暗くなって一人ベンチでビタミンとカルシウム強化の熱いココア系缶ジュース。ぼーっと湾岸線のトラックの流れ見てたら酔った、そんなこともあるのか、へぇー。夜景に乾杯。ウィスキーとみかんで、そぐわない1日の締めくくり。

現在までの捜査協力プロファイラーによる推理は次のようになっている:


プロファイラー名犯人の性別犯人の年齢犯人の職業以上の推理の理由および他に読みとれること
もりもんさん
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21くらい 学生 「なんとかコンテスト」って表現、結構陳腐なんだけど、自称文学青年、小説家志望の人達がよく使うような気がする。その割にはろくな本を読んでなかったりして。最近感銘を受けたのはトレインスポッティングといったところか。
シーさん
25くらい 会社員 なんとなく
カナヤスさん
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17くらい 高校生 このあやしい格好でなんのコンテストなんだろう。ウイスキーにみかんといい、どれほどそぐわない一日だったのか想像を絶する。絵は夜景だろうか。色使い的には犯人はやや疲れているのだろうか。なんのこっちゃ。
NEW BENさん
25くらい 会社員 絵の色が、原色系でないことから、繊細な、芸術的感覚を持っていると判断できる。ただし画家ではない。遠くから見渡すようなショットは、犯人が、物事を全体を通して見る立場にあることを示す。また、「優勝確実」とのくだりは、客観的判断の出来る人物で、この事から、中心者的立場にあるものと判断できる。「〜系」という言い方から20代。アマチュアのバンドのコンテストだろうか?バンドマスター、指揮者、学校のバンドクラブの顧問等が考えられる。犯行現場は、コンテストが終わって、独りになったところであろう。
さん
30くらい 主婦 文章から私は「ぼくらの勇気 未満都市」の第一章を連想した。なので十代……いや、この絵はかなり人生の深みを知った絵だ!よって五歳前後の娘と一緒にキンキキッズを見ている主婦とみた!

以上、5 人がプロファイリング捜査に参加してくれた。

そして事件は解決した

 犯人は観念し、自ら出頭した。以下は供述をもとにした捜査資料からの抜粋である。

名前:ひゃっこ<largo@J-F.design.co.jp>

性別: 年齢:27 出身地:富士山 現在の居住地:東京湾 職業:デザイン企画いろいろいろ。。。

自分自身についての犯人の供述:

へへっ、きっとすぐわかっちゃうんだろな。。。 嘘のつけない性格のわたくし、嗚呼。 悪いことできましぇ〜〜ん。。。 これでまちがえたお人は、記念品贈呈いたしまするる。。。なんなりとご希望をどうぞ。 保証なし。


事件が解決してみるとなんとなくもの哀しさのようなものを感じないでもない。
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