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青森名所巡りの旅目次>下風呂温泉下風呂温泉(下風呂温泉) 下風呂温泉は下北半島のまさかりの北側にあり、津軽海峡に面している。対岸は北海道の函館と恵山で、特に恵山を眺めるには絶好の場所だ。 井上靖の「海峡」という小説はここで執筆されたと云う。 公共の交通機関はバスで、むつバスターミナルから大間岬経由・佐井行きに乗る。 下風呂温泉は、大畑と大間の間あたりである。 (恵山望遠) 温泉ホテル、宿、民宿が立ち並んでいるが、ひなびた温泉場という印象だ。共同浴場は、「大湯」と「新湯」がある。 三浦屋今日の宿の三浦屋は新湯から、お湯を引いて、露天風呂に仕立てているという。三浦屋のあたりは、むかし、海岸を掘れば至る所で温泉が出たという。 三浦屋の部屋は全てオーシャンビューで、晴れた日は恵山を漁港の防波堤越しに見ることが出来る。 共同浴場の大湯を訪ねる。 外に、チケットの自動販売機があり、300円を払って入ると、昔の銭湯の趣でとても懐かしい。 湯は、白濁しており硫黄臭がする。 宿に戻ると夕食。 (三浦屋の夕食) 海峡の宿だけに、海の幸の豪華オンパレード。 殻のついたウニが特に旨い。 多すぎて、年寄りには少し無理なほどの豪華版だ。 5月の連休のころは、ウニの旬なのだろう。イカはヤリイカとのこと。 津軽海峡のマイカは夏まで待たなければならない。 翌朝、バスを待つ間に付近を散策する。 温泉の盛り場も無く、「海峡いさりび公園」も遊べるというほどの規模ではない。 釣り道具を持ってきて、大きな漁港の岸壁で、カレイやアイナメを狙うのが良いのだろうか。 漁港に「イカのレース」のイベントの建物があったが、ヤリイカでは面白くないのか、開場していなかった。 |