京町温泉・山麓温泉 |
京町温泉・山麓温泉 住所:宮崎県えびの市大字向江583-1 大人:350円 開場時間 : a.m. 8:00 - p.m. 9:00 定休日:無休 入浴日:2015年4月30日 |
(京町温泉 山麓温泉) |
山麓温泉は京町温泉の中で唯一JR九州の吉都線の線路の南側にある温泉で、また、純然たる銭湯っぽい銭湯である。 アクセスは京町温泉駅の鶴丸駅側の踏切を渡る道で他に道はない。 駐車場は広い。山麓温泉は湯小屋が独立しているが、入浴料金は母屋で支払う。 浴場に入ると、昔番台だった場所に番台の痕跡が残っている。脱衣場としては極めてシンプルで、ベンチと脱衣用籠があるだけで、他には何もない。 浴場は、床と浴槽ともタイル張り。浴槽は浴室内の正面左側にある。 浴槽の手前に小さめの源泉槽があって、パイプで源泉を受け浴槽に注いでいるが、その反対側にも直接浴槽に源泉をそそぐパイプがある。 また浴槽にはライオンを模した湯口があるがお湯はここからは入ってこない。 お湯が熱ければうめて入ってくれとおかみさんの弁だが、源泉槽のそばに水道の蛇口があり、また、竹の樋が置いてあって水道を出して竹の樋を源泉槽の上に置くと水が見事に浴槽に注いだ。 山麓温泉のお湯も典型的な京町温泉のお湯で単純アルカリ温泉でややヌルヌル感がある。 熱い浴槽が適温になって、ゆっくりと入ることが出来た。 その直後に地元の人が入ってくると、温度を確かめ、さらにぬるくした。(内心ぬるすぎると文句の一つも出るかとひやひゃしていたのに?・・・。) 地元のおじさんたちは皆熱い湯が好きだという先入観が長い間あったのだ。だが、そんなことはなく、湯温は個人の好みで決めるというのはどこでも共通の価値観だった。長年の偏見が解けたような気がした。 京町温泉では、各浴場の門前にバス停の標識風のお湯の標識を置いている。 泉質や浴槽の写真などが載っていて楽しい。
| |
(脱衣場) | ||
(メインの内湯浴槽) |