平山温泉・元湯 |
平山温泉・元湯 住所:熊本県山鹿市平山256 大人:300円 AM: 9:00〜PM 5:00 休日:年中無休 入浴日:2014年5月2日 |
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平山温泉は、山鹿市の北部の小高い尾根にひろがるひなびた温泉場で、開湯は古く、また湯治宿を含めた旅館、共同浴場、温泉施設などが20軒ほど点在する温泉場だが、近年とみに人気化したとのことで、日帰り温泉施設も増えつつあるという。 元湯は、バス停「平山温泉前」の真ん前にあり、駐車場も結構広い。 2009年にリニューアルされ、名称も平山温泉センターから「元湯」となった。 場所は旧平山温泉センターからすぐ近くの場所で、源泉/浴室/浴槽などは前からあった旅館から引き継ぎ、建物は新築されたとのこと。 受付は玄関の右側にあり、その前のロビーには地元産品の売り場が設けられている。 また、ロビーにはコインの戻る貴重品ロッカーがあってとても便利。 5月の連休の谷間のウィークデイ午前中なので客は少なかった。 脱衣場は簡素なもので、木の棚とプラスチックの脱衣籠のみ。「忘れもの防止に裏返して帰りましょう!。」という標語がおもしろい。 お風呂も洗い場も、石を敷き詰めた凝った造りである。 浴槽はこの石造りの浴槽と壁際に岩をあしらったやや小さめの浴槽の二槽で、小さめの浴槽はやや温度が高く、大きい石を張り詰めた浴槽はぬるめである。 お湯は、硫黄臭のする無色透明のお湯で、ヌルすべ感が強い。 後から二人ほど入浴客が入ってきて、モデルになってもらった。 付近の日帰り温泉を入ってきたとのことで、最近出来たところは露天風呂、ジェット風呂、サウナなどを備えておりしかも料金がリーズナブルらしい。 元湯がこういった後発の温泉施設とどう対抗するのか興味があるが、昔ながらの共同浴場の様式は長く続けて欲しい。
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