人吉温泉・堤温泉 |
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人吉温泉・堤温泉 住所：人吉市土手町40 大人：200円 時間：AM 5:00- AM 8:00 AM 10:00- PM 11:00 定休日：無休（元旦のみ休み） 入浴日：2006年10月13日 |
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人吉市は熊本県の南部にあり人口約４万弱の地方都市である。 この人吉市には何と７８本（人吉保健所）の源泉があり市全体が人吉温泉とも呼ばれる。 公衆浴場も３１箇所（2012年現在）を数える。 堤温泉は永国寺と市役所の中間にある。 人吉市の大手町とも言える場所で、近くに法務局とか裁判所などがある。 堤温泉の創業は大正10年で市街地の公衆浴場としては最古？と思われる。 建物は貫禄があり、浴室も浴槽も時代を感じさせる。 浴室は石を張ったコンクリート造、浴槽はタイル張りである。 浴槽の底の紅葉型のタイルなどが非常に洒落た感じを与える。 お湯は向かって左側の浴槽に入り、右側のやや小さめの浴槽に流れ込む。 左側の浴槽は深めで周囲に腰を下ろす場所があり、右側の浴槽は浅めである。 お湯は無色透明、無味無臭で、入るとぬるぬる感が強い。 ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉（弱アルカリ性 低張性 高温泉）で湯温は49.9度。 浴槽では適温で、肌に優しく感じられる。 流し場が広く、ガラス窓が大きく、天井も高く、全体にゆとりがある。 浴室の窓側に昭和33年の適応症のペンキ書きの掲示があり、脱衣場には昭和24年の「入浴者の皆様え」という掲示があり、また昭和58年の料金表が掲示されていた。 この23年前の料金表がまだ有効だということに人吉の奥深さを感じた。 地元の人の入浴者をかなり待ったのだが土曜の昼下がりは長い間無人で、いろいろと話を聞く相手が見つからなかった。
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