人吉温泉・旅館 たから湯 |
人吉温泉・旅館 たから湯 住所;人吉市温泉町湯ノ元2482 大人:500円 時間:AM 8:00- PM 10:00 定休日:無休 入浴日:2006年10月14日 |
人吉市は熊本県の南部にあり人口約4万弱の地方都市である。 この人吉市には何と78本(人吉保健所)の源泉があり市全体が人吉温泉とも呼ばれる。 公衆浴場も31箇所(2012年現在)を数える。 たから湯は人吉市の市街地から西約3キロの温泉町にある。 温泉町は明治43年に人吉で最初に温泉を掘り当てた土地柄。 たから湯の創業が明治40年頃というから、たから湯もかなり古い源泉を持っていたと推定される。 場所は、湯の本観音の前で、人吉老人福祉センターの隣。 現在、旅館はリニューアルされ、温泉(浴室・浴槽)も真新しい。 旅館たから湯の内湯が公衆浴場の登録もして、「たから湯」と称しているということ。 旅館の玄関で料金を支払って広い廊下を右に進むとすぐに小さなさりげない「男湯」の札がある。 中にはいると一段下がり、浴室にいたる階段がある。 途中の踊り場が脱衣場で、更に下に浴室がある。 昔の浴室のレベル(高さ)は改装前そのままなのだろう?。 浴室の床ももちろん木製。足を滑らさないよう木に鉈目を入れてある。 こういった配慮は昔からの共同浴場にたまに見かける。 浴槽は縦長で、木の流入口から流れ込み、中仕切を越えて手前の浴槽に入る。 お湯は薄い黄金色。 ぬるぬる感があり、細かな気泡が肌にまつわりつく。 古い手書きの分析表の他に、正規の分析表も掲げられている。 ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉 (弱アルカリ性 低張性 高温泉)で湯温は46度 入るには全く適温で、木の肌触りも快適。 人吉の公衆浴場では最高の500円だが、グレードが高いのでお勧めの浴場。
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