人吉・相良藩 願成寺温泉 |
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人吉温泉・相良藩願成寺温泉 住所：人吉市願成寺町402-1 大人：200円 時間：AM 6:00-PM 11:00 定休日：無休 入浴日：2006年10月15日 |
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人吉市は熊本県の南部にあり人口約４万弱の地方都市である。 この人吉市には何と７８本（人吉保健所）の源泉があり市全体が人吉温泉とも呼ばれる。 公衆浴場も３１箇所（2012年現在）を数える。 願成寺温泉は相良藩主の菩提寺「願成寺」の近くで、昭和32年の創業という。 昭和年代の銭湯の面影を残した建物で、中に入ると、地元で取れた玉子、ギンナン、新米などが売られており親しみやすい。 （旅先にもかかわらず家人はギンナンと新米を買って帰り、帰宅後に願成寺温泉をしのんで両方を美味しく食べた。） 脱衣場はかなり広い。 浴室に入ると、ひょうたん型の浴槽に目を奪われる。 大きな円形の浴槽と小さな円形の浴槽が連なり、大きな浴槽の左手に水風呂。 また、入って右側には掛け湯の槽がある。 うす黄金色のお湯は、小さな円形の浴槽に流入し、次ぎに大きな浴槽に流れ込む。 小さな浴槽は一人しか入れないが、地元の人は仕上げに小さな浴槽に入り、次ぎに水風呂にさっと入って脱衣場に行く。 お湯は含食塩重曹泉で黄金色、透明、無臭、ややうすい塩気。 入浴感は肌がかすかにぬるぬるし、出た後すべすべ感。 昭和33年に書かれた分析表が番台近くに掲示されていた。
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