鹿児島市内・霧島温泉 |
鹿児島市内・霧島温泉 住所:鹿児島県鹿児島市西千石町6-20 大人:360円 開場時間 : a.m. 7:00 - p.m. 10:30 定休日:毎月1日、15日 入浴日:2010年5月1日 |
(鹿児島市内・霧島温泉) |
霧島温泉は西千石町にある公衆浴場で、昭和期に温泉を掘り当てる前の大正時代から続く公衆浴場のしにせ。 天文館や照國神社にも近い場所にある。 周囲はビルに囲まれているが、霧島温泉は木造の建物で、天井が高く、さらに浴室上部は湯気抜きの屋根が別にある。 番台で入浴料金を支払うと、デイバッグを見て旅行者とふんだのか、脱衣場のロッカーに鍵がないから貴重品入れの小型ロッカーを使うように鍵を渡してくれた。 珍しいことに霧島温泉の脱衣場には間仕切りがあり、小さな方に木のロッカーが設置されていた。 浴室はタイル張りで、中央に浴槽が二槽あって縦に連なり、奥の浴槽には湯口が付いていて無色透明のお湯が注いでいた。 湯口の形がユニークで、蛸壺のような茶色の壺がコンクリートに埋め込まれ、底の方からあふれるようにお湯が出て来て浴槽に注ぐ。そばにひしゃくが置いてあって、飲んでみると塩辛い。 浴槽の大きさは4〜5人が入れる大きさ×2で、入ると適温。 お湯の浴感はぬるすべ感があって、好きなタイプのお湯。 浴槽に横たわって天井を仰ぐと、高い屋根と湯気抜きが見事で、女性の姿のタイル絵も見える。 古き良き銭湯の面影を残しているこのような浴場が残されて、大事にされているのがうれしかった。
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(脱衣場) | ||
(浴槽) |