雲仙温泉・新湯共同浴場

雲仙温泉・新湯共同浴場
大人：100円
時間：AM 9:00 - PM 11:00
定休日：第２、３、４水曜日
入浴日：2005年10月9日

	雲仙温泉は古い温泉場である。多くの旅館が建ち並び、地獄では地下から高温の蒸気や温泉が噴出し、また古いゴルフ場（9H）が旅情をそそる。平成になって噴火した普賢岳も近いが、火砕流は島原側に流れ落ちた。新湯共同浴場は宮崎旅館の奥の駐車場の際にある。駐車場から階段を数段上ったところに玄関があるが、入浴料は、駐車場手前の数軒の商店から購入する。男湯は右側で、入ると番台、タタキから床に上がると脱衣場。脱衣場には棚。脱衣場の奥が浴室。浴室は壁がタイルで、浴室の床と浴槽は石づくり。浴室には源泉が２本流入している。タイルの上に「高温注意」と「中温」と書かれている。お湯は適温。日によって源泉温が高かったり低かったりするので、２本の流入量によって調節するらしい。お湯の味はすっぱみがあり、若干の硫黄臭。白濁。脱衣場の分析書は、年代がわからないが何と縦書きで、効能の書き方も古い病名が書いてあって興味深い。番台に聞くと、源泉の場所は地獄の内の大叫喚地獄あたりで、宮崎旅館に近いという。番台のおばさんは、湯の里より源泉が濃く効能抜群と言っていた。
（雲仙温泉新湯共同浴場浴槽）
（新湯共同浴場分析書）

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