観海寺温泉・いちのいで会館 |
観海寺温泉・いちのいで会館 住所:大分県別府市上原町14-2 大人:食事(定食\1200)をすれば無料 時間:am 11:00-pm 5:00 入浴日:2007年10月27日 |
何とも豪快で、美しく、入り心地の良い露天風呂が、不思議なシステムで存在する。 場所は観海寺温泉のエリアで、泉質も観海寺温泉そのものだが、行き方は明豊キャンパスの前の小道(車はOK)を入って北進し、朝見川を渡って急坂を上る。 かなり上っていちのいで会館の敷地に入る。 入り口に源泉の井戸と泉槽の塔があり、2階建ての建屋の2階が食堂である。 いちのいで会館ではここで食事をすると露天風呂が無料で入れる。 もともとは仕出し屋さんで、今も1階では仕出し屋さんの仕事に忙しそうである。 2階の席につくと、食事が先か温泉が先かと聞かれる。 温泉は、荷物を席に置き、貴重品用のロッカーのキーを借りて(\50)、タオルを持ってサンダルで出かける。 細い急さかを上ると、景観の湯と金鉱の湯の在りかを示す道標がありそれぞれ日替わりで男湯と女湯になる。 因みにひろさんが訪問した10月27日(奇数日)は男性が金鉱の湯で女性が景観の湯という割り振り。金鉱の湯の写真は家人が撮った。 金鉱の湯はやや谷間の日陰の場所で、すぐにサウナ棟があってその先に巨岩を配した露天風呂が棚田形式で4つほど連なっている。 露天風呂を回り込むように道が付き、狭いが数人が着替えの出来る脱衣小屋がある。 小屋の中の棚は10人ほどに衣服を置くことが出来る。 露天風呂の一番奥の山肌に沿って細い滝が流れている。 露天風呂は上流ほど温度が高いが、山の冷気もあって入り頃の温度で、下流に行くほどぬるい。 下流の露天風呂からは別府の街並みが見下ろせるので、入ったまま別府の海を見ながらボーとしていると、極楽気分に浸れる。 分析表によれば泉質はナトリウム-塩化物泉で旧称は純食塩泉とか。 確かにかすかに塩辛かった。 参考までに別府市の共同浴場の一覧表を次に掲げる。 | |
(観海寺温泉・いちのいで会館景観の湯1) | |
(観海寺温泉・いちのいで会館景観の湯2) | |
(観海寺温泉・いちのいで会館景金鉱の湯1) |
(観海寺温泉・いちのいで会館金鉱の湯2) |
(観海寺温泉・いちのいで会館だんご汁定食) |
食堂に戻って食事を頼む。 メニューは定食だけで、冬期はだんご汁定食、夏期は松花堂弁当とのこと。 だんご汁の他にとり天、卵焼き、ゼンマイの煮付、天ぷら、おむすび2ヶなどで\1200。 だんご汁は大分名物で、うどん粉を練って太い紐状にしたいわば煮込みうどんか、山梨のほうとうのような食べ物。 ぽかぽかと温泉であたたまった身体に、さらに腹の中からもあたたまってここでも極楽が味わえた。 |