湯西川温泉・共同浴場薬師の湯（2009年のリニューアル前の取材です） |
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湯西川温泉・共同浴場薬師の湯 大人：寸志（200円以上） 時間：24時間（水、土に清掃時間（9時頃溜る）） 定休日：無休 入浴日：2008年9月20日 |
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湯西川温泉は平家の里といわれる。 落ち着いた温泉場で隠れ里の雰囲気をただよわせる。 共同浴場薬師の湯は昔ながらの共同浴場の伝統を守った貴重な共同浴場である。 薬師の湯は土産物の柏屋と旅籠の松屋の間の路地を入る。 この路地は突き当たりが橋で薬師の湯はその手前。 石段を数段下りると石灯籠があり、更にその下である。 小さな湯小屋で、入ると脱衣用の棚があり、簀の子が敷いてある。 浴室は数段下で、川の石とコンクリートで出来た浴槽が一つだけ在る共同浴場で、勿論混浴だが女性にはやや厳しいと思われる。 質素なたたずまいは共同浴場ファンにはたまらない好印象を与える。 無色透明なお湯が黒いホースで無造作に注ぎ込み、その脇にちょろちょろと水が注ぎ込んでおり、この日は絶妙のお湯加減になっていた。 お湯は肌にやさしく、建物の構造が湯気抜きに適しているのか湯気がこもらず、長い間入っていても快適だった。 家人が覗いてくれて写真を撮った。 自分の姿は何となく貧弱で滑稽だと思った。 |
 （共同浴場薬師の湯・浴槽） | |
 （共同浴場薬師の湯・脱衣棚） |
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