草津温泉・碧乃湯 |
草津温泉・碧乃湯 住所:群馬県吾妻郡草津町草津 235-71 大人:無料 開場時間 : a.m. 10:00 - p.m. 3:00 定休日:無休 入浴日:2015年8月23日 |
(碧乃湯) |
草津温泉に19番目の共同浴場が誕生した。 仄聞だが閉鎖した旅館を草津町が買い上げ、旅館の浴場を共同浴場として公開したとのこと。 一般への開放時間は午前10時〜午後3時と限られるが、さすがに温泉立国を宣言した草津町の姿勢に敬意を表したい。 場所はかなり分かりづらい。徒歩では到達することが無理と考え、バスターミナルからタクシーに乗ったが運転手さんもかなり考え、手渡したパソコンでコピーした地図を見ながらようやくたどり着いた。 場所は分譲地らしく、ロータリーに面した区画にあったのだが空き地もあったりして帰り方が判らなかった。 建物に着くと、地元の人が入ろうとして鍵を開けていた。一緒に玄関に入った。入ると旅館らしい玄関があり、履き物を下足棚に入れて浴場を目指す。 脱衣場も旅館の雰囲気が残っているが改装したらしく小綺麗だった。 浴場は床が石張りで浴槽はタイル張り。草津の多くの共同浴場より仕様が高級だった。 浴槽の大きさは4〜5人が入れるほどか?。 ところが、初っぱなの客の我々は、万代鉱源泉が満たされた浴槽には全く歯が立たなかった。水道水を出しっぱなしにして7〜8分ほど奮闘した結果ようやく熱すぎながらも何とか入れるようになった。 万代鉱のお湯は酸性でちくちくと刺激があるあるのだが入ってしまうとヌルすべ感も味わえる素敵なお湯で、水道水を適切に管理すれば熱すぎるようにはならなかった。 一緒に入った老人が、ここから2キロほど離れた場所に泉源があると云っていた。 碧乃湯は場所を見つけるまでが一仕事で、次はお湯の温度調節がもう一仕事だった。そして湯畑方面に徒歩で向かうと、地図通りに歩くことは出来るのだが、狭い上に急な下り坂が続いたり、犬に吠えらりたりと波瀾万丈な共同浴場巡りだった。
| |
(脱衣場) | ||
(浴槽) |