四万温泉・積善館 元禄の湯 |
四万温泉・積善館 住所:群馬県吾妻郡中之条町四万温泉 大人:1000円 時間:a.m.10:00 - p.m.5:00 定休日:無休 入浴日:2013年7月5日 |
積善館は新湯地区にある老舗の温泉宿で300年以上の歴史を有し、積善館本館は日本最古の湯宿建築と称され、群馬県の重要文化財に指定され、また国の有形登録文化財に登録されている。 また、同館の浴場の内、元禄の湯は昭和5年に建てられ、大正ロマンの雰囲気を残す浴場としてつとに有名である。 玄関で日帰り入浴を乞うとご主人が、「昼食と入浴のセット料金がお得」という説明をしてくれたので、山菜そば+日帰り入浴、月見そば+日帰り入浴のセットを頼んだ。 ランチタイムより少し前だったので入浴を先にする。 ご主人は元禄の湯の他に、岩風呂(混浴)も、入ることを奨めてくれた。 元禄の湯の浴場は玄関に向かって右側の新湯川に面した三階建ての建物の一階部分。 本館の建物の廊下から一度下におり、浴場棟の前で履き物を脱いで中に入ると、脱衣場と浴槽は一体型の浴場で、左右に7〜8人分の脱衣用棚と脱衣籠のセットが置かれ、階段二段分の下は浴室の床に直結している。 石造りの浴槽は五槽あり、手前がやや大型で、その先は二つずつ並び、右側にシャワー室とサウナ室。左側は女湯との間仕切りで上がり湯の小さな槽がある。 著名なアーチ型窓にはよしず張りが張ってあった。 一番手前のやや大きめの浴槽に入る。 5〜6人が入れそうで、お湯は浴槽の中央から出てくる熱めの適温で、浴槽の深さは現在の一般的な浴槽より幾分深め。 浴槽の脇には源泉の蛇口もあって、温泉の堆積物で変形している。 その先の小さめの浴槽に順次入った。3〜4人が入れそうな大きさで、湯温は大差無く、いずれも適温の範囲内。 お湯はどの浴槽も中央に湧出口があり、また浴槽脇に蛇口も付いている。 源泉は、新湯川の川底から湧出しているとか。 源泉名は「明治の湯(四万温泉)」。泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)で、湯温は62.9度とのこと。 積善館ホームページへ | |