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川原湯温泉・笹湯

2011年10月に閉鎖
川原湯温泉・笹湯
大人:300円
AM10:00-PM8:00(4月〜11月)
AM10:00-PM7:00(12月〜3月)
定休日:無休
入浴日:2006年8月5日

川原湯温泉・笹湯
川原湯温泉は古い温泉場である。
共同浴場は3箇所あり、笹湯は鄙びた味の共同浴場である。

笹湯は王湯からJR吾妻線「川原湯温泉駅」側に少々戻った渓谷側にあり、高山旅館の脇の細い階段を10メートルほど下りたところにある。

建物の入口の外には椅子がありこれは入浴後に涼むためには欠かせない大道具。

男湯は左側で、入ると「料金箱」がある。
脱衣場と浴室は一体型で、左側の窓際の窓の下に脱衣用の棚が2段あり、右側はやや下がって浴室になる。
浴室・浴槽共にタイル張りで、浴槽は7〜8人は入れる大きさ。

湯は透明で、底に白っぽい湯花が沈んでいる。
ホースでうめたせいかさほど熱くないお湯に浸かって先客のオジサンと話が弾む。

八場ダムの補償話は完全に終わっていないので(このお湯がダムの底に沈むのに)まだ時間が掛かるかも知れない。
お国のやることにごね得などあるはずも無いのだが、何人かは反対している。
(当時の)建設省は4本の試掘をして4本とも温泉が出たので、今では各所に共同浴場が出来ている。
対岸の道路(木の葉の間にちらちら見える)のやや上までダムの水が来るが、吾妻線をくぐって向こう側にも新しい共同湯があるよ。
自分はここから10分程の所に住んでいて毎日笹湯に入りに来る。 等々。


オジサンは声を掛けて、女湯にいた奥さんと出て行った。

分析表によれば、川原湯温泉新湯の源泉を使っているとのこと。
「含硫黄−カルシウム・ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)」で、泉温は78.9度。
川原湯温泉・笹湯浴槽
(川原湯温泉・笹湯浴槽)
笹湯
(笹湯・料金箱)


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