甲府・喜久の湯 |
甲府・喜久の湯 住所:山梨県甲府市朝日5丁目 14-6 大人:400円 AM 10:00-PM 9:30 定休日:水曜日 入浴日:2010年4月3日 |
喜久の湯は甲府駅北口の朝日町にある。 建物は鉄筋コンクリートのしっかりした大きな物。 入り口の下足箱は「おしどり」の木札方式で80足ほどの巨大下足箱。 番台も昔のまま。 脱衣場も大きい。 脱衣用の木のボックスは番号が飛び飛びで壊れた鍵を直し直し使っている。 浴室も大きく、メインのひょうたん型をした浴槽(加温循環式)と、源泉掛け流しの浴槽(加温)、水風呂、サウナなどがある。 お湯は優しいお湯で、泡風呂が身体をゆさぶる。 番台には3代目の奥さん。 話を伺うと、 昭和6年の創業だそうで、番台は入り口を背にして脱衣場方向に向く本格派で、 昭和27年くらいに建て替え、創業以来のものは、脱衣場の籐のかごと体重計ぐらいとか。その他、脱衣用の木の棚の鍵なども壊れたら補修がきかないという心配があるとのこと。 この喜久の湯は太宰治が通った事でも有名だ。 甲府に住んだいきさつについて、甲府市観光協会のホームページに詳しい。 甲府市観光ガイド「太宰治」にリンク 脱衣場の周囲の壁には、昔からある商店の宣伝板が掲げられていたが、かなりの商店は代替わりして廃業したとか?。 このようなレトロな昭和のにおいのする公衆浴場に入れたことはうれしかった。 分析表によれば、泉質はカルシウム・ナトリウム−塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)で泉温は37〜38度位だろうか?。 緑が丘温泉に似た浴感のお湯だった。
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(メインの浴槽) |
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(源泉掛流しの浴槽) |
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(源泉掛流しの浴槽) |