湯田中温泉・湯田中大湯 |
湯田中温泉・湯田中大湯 湯田中温泉宿泊者のみ開放・無料 定休日:湯払日あり 入浴日:2006年2月20日 2008年10月26日(風呂の日)(再訪) |
湯田中温泉は古くに開湯した歴史ある温泉場である。 湯田中温泉は街の至る所に共同浴場が点在しているが地元専用で部外者には開放していない。 湯田中大湯も湯田中温泉宿泊者にのみ開放していたが、山ノ内観光連盟が旗を振って「温泉すごろく大湯巡り」というイベントを企画をした。 この催しで、湯田中大湯、安代大湯、渋大湯、角間大湯、穂波大湯、星川大湯が2005年12月〜2006年3月20日の間開放され、各大湯を結ぶ無料シャトルバスも運行された。 湯田中大湯は温泉街を5〜6分上ったやや外れにある。 湯田中温泉発祥の湯とも言われ、俳人小林一茶の句碑も残っている。 数年前に建て替えられた建物は鉄筋コンクリートのなかなかのもの。 鍵を開けて貰って中に入ると脱衣場と浴室は一体型(間仕切りの無いタイプ)で、浴槽と洗い場の木は手入れがよいせいか光って見えた。 脱衣場の棚は大きめで使いやすい。 浴槽は入口から突き当たりまでの約4間の長さで、向かって右(奥の方)が源泉流入口があり熱めで、向かって左側(手前側)がぬるめで入りやすい。 天井に湯気抜きの上屋があるので、冬でも湯気が籠もらない。 湯につかり、足を伸ばすと丁度向かい側に足が掛かるほどの浴槽はよく考えられたサイズだと思った。 お湯はナトリウム−塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、若干の硫黄臭、硫黄味だが、入ると肌にまとわりつくようなやわらかな感じがあり、出るとさっぱりして、ぽかぽかとよくあたたまる。 その後湯田中温泉では風呂の日というイベントを設け、毎月26日に、地区内の共同浴場9湯を無料開放している。 9湯全部を公開しているかどうか町役場に問い合わせること。 | |