穂波温泉・穂波大湯 |
穂波温泉・大湯 非公開 (宿泊者には鍵を貸すという情報もある) 入浴日:2006年2月20日 |
穂波温泉は湯田中渋温泉郷の一角にある静かな温泉場である。 横湯川と角間川が合流したあたりから栄橋の間に展開し、6〜7軒の旅館が点在する。 大湯は穂波温泉にある3つの共同浴場の内の一つで通常部外者には非公開だが、2005年の暮れから2006年の3月にかけて、山ノ内町観光連盟が主催した「温泉すごろく大湯巡り」で初めて公開され、好評だった。 この温泉すごろくでは、近所の旅館に依頼して鍵をあけてもらう仕組みで、日野屋旅館に依頼したらご主人がついてきてくれ鍵を開けながら共同浴場の仕組みを話してくれた。 大湯はコンクリートのがっちりした建物で近くの元湯(木造づくり)とは対照的だったが、内部は静かで鄙びた感じが強い。 細長い脱衣場には棚がつらなり、戸をあけて浴室に入るとほんのり硫黄臭。 浴室はタイル張りで、浴槽は石造り、ただし浴槽の周囲は木でおおわれ、足だけお湯に浸かると木の肌が心地よい。 源泉はかなり温度が高いが浴槽ではややあつい程度。 ちょっと我慢すればだんだんお湯に馴染み熱さは感じられない。 お湯を飲むと若干の塩味。 掲げられた分析表では「含硫黄−ナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)」とあり高温のため加水とあった。 | |